キャリアについて、ご相談させていただきたく存じます。
私は現在、メーカーに勤めており、今年で38歳になります。
新卒で入社して以来、一貫して原価企画(製品のコスト企画)部門に所属しております。業務内容といたしましては、製品ごとの原価目標の設定から製品化に至るまでの推進役(プロモート役)を担っております。
将来は経営職に就きたいと考えており、現在EMBAの取得に向けて大学院にも通い始めました。
今後のキャリアパスとして、以下の3つの選択肢を検討しております。
① 現職のまま経営企画部門やファイナンス部門へ異動し、昇格を目指す
② ベンチャー企業や中小企業へ、経営企画職として転職する
③ コンサルティングファームへ転職する
年齢的な時間制限もあるため、現在は転職を本命として動いておりますが、経営職へのステップとしてどのように進めていくべきか、アドバイスをいただけないでしょうか。
お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

アッピィさん
ご質問ありがとうございます。
経営をやりたいのであれば、できるだけ早く“経営に近い仕事”へ移るべきだと思います。
これが、31歳でベンチャー企業CFOについて以来戦略コンサル以外は経営陣として遇されてきた私の体験から強く言えることです。
原価企画は単なるコスト管理ではなく、開発・調達・生産・営業を横断し利益を成立させる仕事であり、製造業では非常に価値の高い経験です。
一方、大企業では経営企画へ異動しても調整業務中心となり、実際の経営経験まで時間がかかる場合があります。子会社の経営陣でさえ40代半ばでしょう。
以上から38歳という年齢を考えると、今後重要なのは知識より「どの席に座るか」です。
もし経営職を本気で目指すなら、②しかないです。ベンチャーや中小企業でもよいので、事業計画、PL管理、人材マネジメント、資金繰りなどに早く関われる環境へ移るのが有効です。
最低執行役員、できれば取締役になりましょう。会社法は取締役になって初めて理解できるものだと思います。
EMBAも経営志向を示す強みになると思います。これだけ経験と知識があるなら、実践あるのみです。
大変だけど充実した40代が送れると思います。
頑張ってください。応援してます。
アッピィ