こんばんは。
お仕事お疲れ様です。
質問なのですが、これから法務として重宝されるスキルは具体的にどのようなスキルだと思われますか?
また、無資格者が有資格者とも同等に戦う・ある程度の待遇(主に年収)を保つためにこれから必須だと思われるスキルについて、片岡さんの見解をおうかがいしたいです…。
業界によっても違うのだとは思いますが、市場価値の高い法務人材になりたいと思っています。
今、わりと自由に仕事をさせてもらっており、いわゆるザ・法務な仕事(契約書審査だけでなく、コンプラや不祥事対応まで幅広く)はほぼ自力で回せるようにはなってきたのですが、非上場企業なので、商事法務のスキルが一切ないのを不安に思っています。
KATAOKA Genichiさん
こんばんは!
お仕事とっても疲れてます!
これからについては正直僕もわかっていないので、現時点で重宝されるスキルについてお答えしますね。
これは間違いなく「英語」です。
ビジネスレベルの英会話と、英文契約書をニーズに合わせてスラスラ追記、修正できる英語力があればこの先5年くらいは食いっぱぐれることはないと思いますし、外国企業の日本法人に入れたら、この円高の中、年収もすごく上がるはず。
しかも、基本的に非上場なのでコーポレート法務の知識もそこまでは必要ではないので、質問者さんにはベストマッチなのではないかと思います。
他方で、こういう会社ではどこかしらの国の弁護士でないとマネージャーにはなりにくいと思うので、その点はネックかもしれません。
待遇というのが役職も含めた話なのであれば、リスクマネジメントとか、課題解決とか、組織開発みたいなスキルがあると上の人から重宝がられて出世の階段を登りやすくなると思います。
逆に、目の前の仕事を上手にこなすスキルをどんなに高めても「とても良いプレイヤー」にしかなれないので、その方向に邁進するのはややリスキーかな、と思います。
ではでは〜