女性アイドルはグルーブを必ずいつかは卒業しなければならないシステムなのって大変ですよね。　比較的男性アイドルは「必ず」ではなさそうなのですけども。

ハンバーガーのお店でお客さんに「どんなハンバーガーが食べたいですか」とアンケートを取ると、必ず「野菜中心のバーガーを」だとか「ヘルシーバーガーを」という要望が出てくるそうです。 だけどそれ作ってもまったく売れない。 女性アイドルが卒業という形でグループを脱退していくのには、やはり需要として若い女性が求められているという「市場の都合」があるのでしょうね。 それを正しく是正するべきだ、としても、商売になりにくいと言う事情がある。 市場は正直に消費者の気持ちを反映しますから、誰もあらがえないシステムとなっているんですね。 いくら目くじらを立てようと年齢を重ねた女性と若い女性では、価値の「意味」が違うということです。 卒業となると学校に模された表現ですから、集団から抜けるとかある一定の役割を終えるといったイメージがあるので、今は逆にアイドルの人たちはその宿命をありがたがっているのではないかなと思います。 なぜなら80年代のアイドルは松田聖子さんや、中森明菜さんなどが超有名なソロアーティストとして活躍されていて、当時のアイドルはそんな人たちばかりだと勘違いしすぎですが、当時の女性アイドル「グループ」の多くがどんな末路をたどっていたかを調べてみると、なかなかに大変だなぁと言う考えが生まれます。 女性アイドルは卒業しますが、おじさんたちがいつまでも「俺ってアイドルだから」と言い続けている方が気持ち悪く感じますが、それも「女性客の要望」がそうしているという、市場の原理なのですね。