中年独身男性がよりよく生きる方法についてアドバイスいただけると幸いです。
現在30代半ばの独身男性です。IT系技術職のサラリーマンですが、副業込みでなんとか月収100万円ほどは稼げるようになり、他にも大学院に行き修士号を取ったり、また趣味の文化活動(創作活動)でも小さいながらコンクールに入賞したりすることもできました。
ただし、昔から恋愛だけは苦手で今まで一度もそういう関係になった方はいません。異性の友人は多くは無いものの何人かはいて、二人きりの状況になることは無いものの、とりわけ女性と話すのがものすごく苦手とかもないのですが、そういう目では見られず、正直非モテを地に行ってるなと自分でも思います。
自分に恋愛や結婚みたいなものが全く向いてないことは分かっている(冷静に見てルックスも下の中くらい)ので、そろそろ完全に諦め切り、今まで以上に仕事や学問、趣味に人生の全リソースを振りたいと思っています。
ただ一方で、「自分は人生の中で重要な経験を得ること無く死んでくのかな」という思いも強まってきており、余計なことばかり考える衝動にかられ、いま目の前のことに集中しづらくなっています。
ひかりんさんなら、このような状況をどうやって打開しますか?正直諦めて違う活動を行う方が生産的なので、そちらの方向性で良い案いただけますとものすごく助かります。
ご相談させていただけますと幸いです。
ご質問ありがとうございます。
独身男性として生きるということは結婚や子育てなどで得るはずったものが得られなくということです。そしてその欠乏が
>自分は人生の中で重要な経験を得ること無く死んでくのかな」という思い
に繋がっているとご推察します。幸いなことに、それは結婚や子育てでなければ得られないものでありません。そのため他の方法でいかにして埋めるのがポイントになります。
そしてその方法として
>今まで以上に仕事や学問、趣味に人生の全リソースを振りたいと思っています。
という方向性は間違っていません。
問題は仕事や学問をどこまで成果を出せるかということです。仕事や学問は30代中盤までは大kの男性にとって結婚や子育ての代替になります。しかしそれが40代以降で続く人は少数派です。そのためあなたが「自分は人生の中で重要な経験を得ること無く死んでく」と不安になるのは正しいです。ポイント「重要な経験」の部分です。結婚や子育てのような経験はなぜ重要なのかといえば、人生の後半戦においてあなたに「自己重要感」を与えるからです。
キャリアというのは30代半ばまでは打ち込めば打ち込むほど伸びる登り坂です。それに対して40代になるとキャリアの限界が見えます。年齢における肉体的衰えも感じるようになります。一部の役員に上り詰めるような人間を除いて仕事には打ち込めなくなり自己重要感が欠乏します。
そんなときにあなたの常に味方になってくれる伴侶やあなたがいなければ生きていけない子供はあなたの自己重要感を強くサポートします。
ですからあなたが生涯独身で行くなら仕事や学問で自己重要感を生涯にわたって発揮できるくらいのキャリアをつくる覚悟が必要です。それができないのであれば一般的な人と同様に家族をつくったほうが幸せになれる可能性が低いでしょう。ですからあなたの方向性はあっています。あとはそれを圧倒的にやりきる覚悟が必要だと考えます。
さて質問への直接的な回答は私なら仕事なら役員や業界で名のしれる人物を目指す、学問なら一流雑誌に掲載できるレベルを目指します。
それができないない、その覚悟がないなら苦手だとしても婚活をして結婚相手を探すことを選びます。
なお生涯独身で生きていくための戦略については有料noteになりますが
結婚しないで幸せに生きるための人生戦略
https://note.com/konkatsu_consul/n/n4e0cdc138893
にさらに詳細に書いてあります。
おそらく質問者様にぴったりな内容なのでぜひ購読をご検討ください。