05月19日

質問者さん

ブラックルチルとブラックプラチナルチルは何が違うのですか?教えてえびえもん!

05月19日

えび

えびさん

写真がないとなんとも言えないのですが… 95%くらいの商品は撮影された画像…及び 実物が見れるお店でも 商品自体と商品名が違います これトルマリンですよね?って言っても 「素人が何言ってんだ」って顔を店主にされます お店の人も本気で信じてるんですよね もう市場のほとんどがトルマリンなので 「いかにトルマリンと違うのか!」熱弁ポイントだと思うんだけど とにかく安いので安ければトルマリンって思っとけば誰でも正解します(ブラックルチルは1g5000〜1万円ぐらいが相場です クリソプレーズよりかはお安めですかね… ので、 質問者がどの画像、どの石を見てるかで 答えが変わっちゃう…💦 ・ブラックルチル(本物) 本物?は二酸化チタンです 金ピカ艶々の眩いギラギラルチルがあるじゃないですか あれがさらに数千万年かけて茶色に酸化し さらに億年かけて黒くなるそうですよ (そうですよ。っていうのは科学的にはアレ?って疑問が残るなぁと…誰か知ってる?石に詳しい人がみんな科学式で解説してくれる訳じゃないもんで…) チタンは安定しやすい成分のため酸化することがなく 黒くなるためには途方もない時間がかかり 土の中にいる多くのルチルちゃんは金ピカなのです 日本の鉱物に詳しい人といえば…必ずその人の声が上がる 有識者の中でです、小売店や石のお店さんだと あの人かな?って思い浮かぶ人の先生に当たる人と超仲良しなんだぜーへへん(自慢です) あ、有名人じゃないんで(お弟子さんが有名な方です)自慢らしい自慢ではないから自慢できる?みたいな? その人曰く『日本に無いんじゃないか』と言うてましたが、私めっちゃ買い占めとります 『なんだかねーえびちゃん、日本で手に入らなくなっちゃったんだよー』 (´・ω・`)え?それ私? って思いましたが 鉱山主の方に聞いたら んなわけない言うてましたがw 実際、自分のブラックルチルをおじさまに見せましたけど『え!?本物!?本物だねぇこれ僕も久しぶりにみたよーいいねー本物はドンドンなくなるからねぇ。』 安心です。 鑑別も私のお店でも出してますが ルチルレイティッドクォーツって出ます ・ブラックトルマリンクォーツ 透明な水晶の中に黒い針が入っているものは 99%コレだと思われます 稀に1%くらい水晶ベースのブラックルチルもありますがその希少性とトルマリンのブラックルチルが氾濫というか通常運転並みに横行してるんで 確実に鑑別書をつけてると思う 見た目では好きな人しかわからないと思う ゆうても前職場がルチル専門店だったんで ある程度は私も見分けがつきますが 絶対ルチル!と思ってたものが鑑別出すとトルマリンだった…なんて事は聞いたことがあります 一昔前は偽物だ!なんて言われてた時期もありましたが もはや99%のブラックトルマリンの石をブラックルチルと呼んでいるので 今や誰も偽物だ!なんて言わない雰囲気のようです チタンのブラックルチル? トルマリン?って確認してる人がたまにいるくらい? 美しい水晶に綺麗な針がとても素敵だし 別名でもない 全く違う石で売られてしまってちょっとかわいそう トルマリンとしても綺麗だし安い石でもなく高いんだけどね 人間の欲のせいで災難にあってる子 ルチルについての説明には 酸化チタンはそれぞれ形によって名前が違い アナターゼ、ブルッカイト、ルチルと呼ばれています 名前は違うけど構成は全て一緒TiO2 2は小さい2 Tiイオンの両手に酸素Oが2つ、手を繋いでてーとか あれよあれー 大検のテストのため勉強したけど 高校も行かないでよく1人で勉強して試験受けたな…予備校も、なんちゃらスクールも人が嫌いすぎて行かないし仕事の方が好きすぎる16歳だったな… 例えていえば、カルサイト、瑪瑙、水晶が同じ仲間みたいなもん って言うか多分アナターゼは天然石業界ではほぼ聞かない 10代の時に行った大学が建築 父が土建だったり、工務店をやっていたので知ってる程度かなあ 建材でのチタンの扱いは 『光触媒』、そう!光が当たれば外壁はいつまでも綺麗!とか、人工の観葉植物が綺麗にします!とかのあります 粉末にされ白粉として使われますが発癌性があるので手作りやミネラルファンデだから安心って訳でもないのだけどよく調べない人も多い だからルチルクォーツは場の浄化や 周りの空気を綺麗にする!みたいな意味があってもいいはずなんだけど おかねええええ!の私利私欲に使われとるので 清浄化なんて意味つけてもらえない子wやっぱ不憫w ブルッカイトは チタンの生成より低温で生成されたもの 板状の構造をもつため板ルチルと言われる ルチルと成分は一緒だけど結晶構造が異なる 実は建築業界ではブルッカイトの方が名前を全く聞かない 基本的には銀色の美しい猫の艶みたいな鉱物ではなく赤褐色〜黒のそんな綺麗じゃない子 ルチル みんなが知ってる針状の鉱物 びっくりする人も多いけど純粋なルチルは透明 ローズクォーツにスター(星)がみえるものを見たことや持ってる人もいるかもしれないけど あれは純粋なルチルの仕業です スターローズクォーツはルチルほどお高い石じゃないけど、あんなにピンクで可愛いのにルチルが入ってるので【可愛いままでお金持ちでごめんあさーせぇ😍】 とか言うパワーワードを持って子 絶対買いwwwっておもうのだけど 私がゴリ押ししてないから、売れ行きは普通www 多分いつものように熱弁したら全部入荷待ちになるほど隠れたパワーを持つ石 ブルッカイトもルチルも酸化チタンTiO2だけど、結晶の形が全然違ってくる ブルッカイトは板状で、ルチルは針状、見た目がガラリと変わる ちなみにルチルはこの3つの酸化チタンの中で1番の安定性をほこる 最初に書いた酸化しにくいからってやつ シルバールチルは金色になっていない針状のルチルのことなのでプラチナルチルのブルッカイトとは違います 天然石業界では ルチルは金色の針でゴールデンルチルとか言われることが多い、薄い黄色〜金系のオレンジまで 品質に関わらず全てゴールデンルチルというので この名前がついてるから安いとか、高いという訳ではない ブルッカイトは美しいステンレスヘアラインが見える銀色の板状結晶 プラチナルチルと呼ばれる ・ブラックプラチナルチルって? んーんーこれはものを見ないと 3つの形態にわかれる ①ブラックルチルの中にプラチナルチルが混ざっている場合 針状のルチルが酸化して真っ黒になった中にブルッカイトのプラチナが共生する 超レア見かけたら高くても買うといい!私も数回販売したー常に探しちゃうー科学的にもありえない奇跡ですねーコレクションレベルです ②ブルッカイトは真っ黒の結晶をつくりそこから針が成長していくのですが根元の部分を多く残して加工すると真っ黒のプラックプラチナになります ①と違い針のルチルは入っていないもの こちらは全てがブルッカイト ③ルチルによく見られるヘマタイトとの共生 針が伸びていくには元になる多くの成分が飽和しているから結晶化していくのですが(温度、圧力など奇跡が重なるんですけども) ヘマタイトや鉄の成分が多く入ってる地形で酸化チタンが形成されることが多く これを母岩と言います。ヘマタイトで真っ黒の中にブルッカイトの根元の黒と銀色が入ったもの アメジストなどは瑪瑙を母岩にしていることが多いです。アメジストのクラスターの中に白いカルセドニーがくっついてて…とか、あれが共生です 長いのでブログのほうにも 段落分けして書くね

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えびさんが

最近答えた質問

13時間前

えびさんの死生観についてお聞きしたいです。身の回りの人が亡くなる機会が増えて、死ぬことへの漠然とした恐怖があります。誰もが経験することですが、私は経験したことがないからこその恐怖なのかなぁと考えたらしてます。 えびさんのお考えや価値観をお聞きできたら嬉しいです。

06月30日

続き質問

えびさん、個人的な質問に丁寧なお返事頂きありがとうございます. .)" 私が「適切な倫理観を持つ人」を見極める目を養うことが大切なんだなと改めて思いました。 そもそも既婚者であることを隠して近寄ってくる人間性もどうかと思うのですが(笑) ちなみに私全然若くないんですよ、だから余計腹が立ったのかもしれませんね。 本当にありがとうございました!

06月30日

続き質問

詳しくお答えいただき、本当にありがとうございます。 見返り自体を求めてしまうのは普通の話、この言葉に心が軽くなりました。 求めてしまうのは自分の修行/鍛錬/経験が足りないからではないだろうか…とかぐるぐる考えていました😅 まず、見返りと認識している【何か】が得られていないことを受けとめる。ここから始めたいと思います。そして、じっくり見返り自体の分解をしていきたいと思います。 自分と向き合ってみて、取ってしまいたい執着が浮き彫りになってきたらその時は、執着取りを申し込みます!その時はよろしくお願いします☺️