高校生くらいのときに、父親から「お前の部屋のエアコンは金がもったいないから使うな」と真冬に言われたことがあるアラサー会社員女性です（最終的には母がつけてくれたのですが）。 今年異動してきた上司が、寒くないか気遣ってくれて、私の席があるあたりのエアコンの風力を自由に調節できるようにやり方をこっそり（女性社員がその一帯に私しかいないので）教えてくれました。寒がりだった高校生の私が少し救われた気がして、家でちょっとだけ泣いてしまいました。

成仏してはじめて浮かばれなかった自分のカケラに気づいたりするよね。その上司にちょっとだけ優しくしてあげなね。もしかしたら、あなたが道端で手を合わせたあの日のお地蔵さんだったりするから。