ここで質問するの場違いかもしれませんが、誰にも話すこともできないことなので、ご迷惑でしたら適当に聞き流していただけたらと思います。お話ししたいのは、他界した祖母のことについてです。
祖母は75歳その病気が見つかるまでは至って健康でしたし、朝から晩まで兄弟の多かった私の家族のご飯支度や洗濯、掃除、孫全員の学校への行事や手続き関連全て、祖父の自営業も手伝っており、本当にお母さん代わりのような人で、朝から晩まで働いてるような人でした。
病気は、顔にできた癌です。場所は上顎、鼻下のあたりでした。詳しい名称は教えてもらってはいませんが、今思えば上顎洞癌、鼻腔癌のようなものだったのだと思います。
最初は歯茎の辺り、鼻下が黒くなる程度で虫歯かな?というようにしかわからず、私も大学で地元を離れその病状は知らずに半年が経った頃だと思います。地元にいる兄弟から祖母の病状がひどくなってる、癌だということを知らされ、地元に帰りました。黒い部分が大きくなり、腫れ上がって膿が出て終始拭きながら生活をしていた、私の知らなかった祖母がそこにはいました。外食してもプリンやゼリーなどを食べており、目が熱くなり喉の奥がつっかえるような気持ちになったのを覚えています。私もこんな場所に癌ができるなんて知らず、医者にも行ったと聞き、手術もできないと聞いたためもうどうしようもないところに癌ができてしまったんだと思いました。
しかし、数年経った最近、母が実は手術には300万かかり、そのお金が準備できないから手術は諦めたんだと聞かされ、私はすごく悲しくなりました。それは、祖父と母だけ病院に呼ばれ医者から聞き、2人だけで手術はしないと決めたそうです。その話を聞いた私の下の妹は、「何で一緒に暮らしている私たち家族にも伝えなかったのか、なぜお金がないからと勝手に決めたのか、何で何も言わずに見殺しにしたのか、お前は自分の親を殺した人殺しだ」と思うがままにその場で母を罵倒していたのを黙って聞いていました。
私たちの家は決して裕福な家庭ではなく、家も祖父が父役、祖母が母役をしていたような家庭でした。上の兄弟は奨学金を借りながら大学へ、私も奨学金を借りながらアルバイトをしながら大学へ通っていましたが、こんな家庭は至って一般的だし、何不自由なく勉強をでき、大学にも入学できた、ここまで育ててもらった親や祖父母に感謝していますが、最近のこの祖母の癌の話を思い出す時があり、あの時、私たちがお金を工面できてたら祖母は死ななかったのか、その思いが頭から離れないのです。
当時でも地元の総合病院では対応できなかった癌だし年齢のこともあるため、あの時、親戚全員をつたってどこかから借りて300万全額を工面して手術しても必ず癌を完全に治せるとは思っていません。しかし、当時何もしなかった、親が私たち子供に何も相談しなかったのがどうしても心残りなのです。
当時の祖母に保険に入っていろとは言いませんが、何で貯金がなかったのかというところが、私の親の稼ぎが少なく私たち子供がその貯金を食い潰していたせいだと思います。
本当にこんなこと今でも考えるのは意味ないことだと思うのですが、もう何年も経ってるのにまた思い出して悲しくなるんです。その当時の母や祖母はどんなことを考えてたのか、何でこんなお金がなかったんだろうとか意味もなく涙が出ることあるんです。
こんなこと長文で相談されても迷惑だと思うし、結局自分でも何を言いたいのかわからなくなってしまったのですが、スピさんの周りの患者さんや知り合いの中にはこうした人っていたのでしょうか。もしよければ一言いただけますと幸いです。

Supi@婚活et al.さん
率直にいうと、300万準備できず手術できなかったというのは嘘だと思います。
医療費は300万かかろうが1億かかろうが、月当たりの上限額(10-20万くらい)があり、それを超えた分は払わなくてよいのね。
後から戻ってくるけど一旦ある程度の額を払う必要はあるんだけど、それを工面できなければなんとかする方法もあるのね
だからお金が足りなくて手術できないというのは普通ないです。
じゃあ手術できたら治ったかというのも難しい話で、そもそもあのあたりのがんは手術が大変(顎の骨取って噛めなくなるとか目も取らなきゃいけないとか)で高齢だと放射線とかだけで済ますこともある。仮に手術しても再発することもあるしで、手術したら命が伸びたかどうかわからない。
てことで、
・お金がなくて手術できなかったというのは多分ウソ
・手術しても結果が良くなったかどうかはなんとも言えない(情報が少なすぎる)
てことです。
なんでウソついたかはわからない
ひょっとしたら医者の説明が下手で300万最初に準備しないと手術できないと勘違いしちゃったのか?
それとも術後フォローとかゆくゆくの治療も含めてトータルでそれくらいかかると言われたのかも?
よくわからんです