こちらの質問回答への続きです

05月04日

質問者さん

質問者様とは別人です。公認会計士は近いうちにAiに仕事を取られる職業の一つと思っているのですがどうなのでしょうか。 医師の方がなるまでの労力が大きい分失職リスクが限りなく低く安定感がある気がしています

05月04日

Saki@外資系東大理三エンジニア

Saki@外資系東大理三エンジニアさん

医師 vs 公認会計士の職業比較 論点1 年収の期待値、最小値、分散 期待値と最小値は医師の方が高く、分散は同程度 論点2 アップサイド(年収の最大値) 医師は開業という比較的手堅く再現性がある手段でアップサイドが狙える 会計士は独占業務の監査で独立することは難しく、税理士やM&Aコンサルなどの類似業務を経験した後にそれを軸に独立するパターンが多いように見えるが、医師のクリニック開業より再現性は低い 論点3 安定性 医師の方が安定している 診療報酬とは異なり、監査報酬は市場原理にさらされているから、2000年台後半のように会計士資格取得者が増えると急激に待遇が悪化しうる 論点4 耐シン性(シンギュラリティに耐えるか) 医師には、法律の障壁と物理障壁の2枚のシールドがあるので、医師の方が強い 会計士の耐シン性は低い。 独占業務である監査業務は定型業務であり、その手続きについての事例がインターネットに溢れているため、LLMがその業務を学習しやすいから。 一方で、税理士として働くなら、耐シン性はそれなりに存在する。なぜなら、LLMがその業務を学習しづらいから。例えば、節税テクニックなどのエッジ情報はあまり公になっておらず、有識者の間でのみ共有されている非公開情報なので、データとしてLLMが学習できない。 また、主要クライアントである中小企業の経営者とのリレーション構築が売上の本質であり、そうしたウェットな部分はLLMでは代替できない。 論点5 スキルのポータビリティ 医師の方が強い。「生存本能」という、生物として最も原始的な欲求に根ざした仕事であるがゆえに、「そこに人間がいれば」常に需要が存在する。日本全国はもちろん、大西洋の孤島から南極基地に至るまで、必要とされる。 また、時間的な自由もかなり効く。スポットで入れるバイト案件が豊富にあり、週一バイトで生計が成り立ってしまう。それゆえに、バイトで生計手段を確保しつつ、研究や事業経営、はたまた将棋の棋士など、自身の夢を追いかけている人間もちらほらみられる。 会計士は空間的なポータビリティはあまりないが、バイト案件はそれなりに存在し、時給7000円程度で監査法人でスポットバイトが可能。であるが故に、会計士の場合も医師と同様に、バイトで生計を立てながら、夢追い人になることが可能である。しかし、医師ほど案件は豊富にあるわけではなく、また、監査報酬は市場原理にさらされているので、容易に単価が下がりうる点には注意が必要。 総括すると、医師の方が総じて良い選択肢であると考える。ただし、資格取得コストは医師の方が圧倒的に高く、当事者の状況に応じた意思決定が求められる。

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Saki@外資系東大理三エンジニア

Saki@外資系東大理三エンジニア

東大理1→東大理3&外資DS | 修士(情報理工学) | 英検1級 | 勉強全般・読書・生成AI・統計学・キャリア形成・大学受験・医学部再受験についてPost | 産業界に身を置いて、世界の動向を注視しながら、医師免許を取得する事を目指しています

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