先輩が京大を蹴って慶應法学部に進学していて、塾の先生にも就職との兼ね合いから東京の大学を勧められたので、関西まで行って京大を受験するか迷っています。。。東京の大学と比較したときの京大のおすすめポイントや、京大の就活事情など教えていただきたいです‼️

◯おすすめポイント ・大学のすぐ近くに一人暮らしできる ・お金かけずに遊べるとこが多い ・一応No.2の大学ということで優秀な人が周りに多い ・京都で学生生活を送ることができる（京都で大学生活送った人の多くは京都を懐かしがって、大学生活を非常に楽しかった思い出だと懐古している人が多いように思われる） ・アップサイドを狙える環境にあるが、逆にダウンサイドに落ちても「落ちこぼれ」「失敗」などと看做されない空気感がある ・東大よりも入試難度は一段下がるが、世間には社会的ステータス的に東大に準じるものと見られている雰囲気がある（その意味で特に京大文系は「コスパが良い」） ◯就活事情 ・民間 　実績は偏差値・入試難度の割にはイマイチだと思うが、きちんと準備して就活に臨んだ人は望んだ通りの結果を得られると思う（学歴で切られることはまずない）。ただ、首都圏で面接・インターンがある場合には色々と負担になるため、そもそも首都圏で就活する人が首都圏の大学よりは少ない。また、良くも悪くも京大には東京の大学のように「ギラギラしてる人」が少なくて、大学1回生・2回生の時からインターンに行って...みたいなことをしている人は少ないから、周りの就活に対する意識は相対的には東一早慶よりは低いと思う。 　まとめると、きちんと準備して就活に臨めば望む通りの結果を得られると思うが、そのためには周りに流されず主体的に動くことが必要になってくる。ゆるい雰囲気に流されずにある程度の準備をしていれば、むしろ首都圏の大学よりも好意的に見てもらえるという話も聞いたことがある。 　なお、外銀や一部戦コン等は東大生ばかり取るので、そのような現状の外資系「トップティア」企業に就職したいという気持ちが強くあるのなら東大に行くことをオススメする。逆に関西企業への就活は京大一強だと思う。 ・弁護士就活 　弁護士就活では東京でもきちんと評価されるため、就活上は何ら問題ないと思われる。トップティアの事務所にも行くことはできる。 ・公務員（官僚） 　京大生ならあまり困ることはない。 ・アカデミア（学者） 　あまり詳しくはないが、アカデミアの世界に入りたいのであれば私大や一橋ではなく東大か京大に進むべきだと思う。 ◯微妙な点 ・キャリア・進路に対してゆるい雰囲気・価値観を有している人が多いため、「ギラギラとした」価値観を持っているのならそれを共有できる友人は相対的に首都圏の大学よりは少なくなる ・就活に関する情報や繋がりに関してはOBOGが多い首都圏の大学に軍配が上がらざるを得ない ・大きなイベントごとは首都圏で開かれることが多いので、参加したければいちいち交通費がかかる ・首都圏に実家があるのなら一人暮らしをしなければならない分家賃がかかる ◯総括 　漫然と大学生活を過ごしていたら周りに流されてそのまま行ける進路に行くという感じになると思う（それでも良しとする空気感がある）。逆にきちんと主体的に動いていけば思う通りの進路を描くことができる大学だと思う。 　結局、周りに流されずに主体的に進路を決められるか、ビジネス街である東京に住みたいのか大学街・観光街である京都に住みたいのか、「ギラギラした」価値観を有しているのか牧歌的な価値観を有しているのか、といった部分が決め手になってくると思う。 　私は京大で学生生活を送ることができてとても良かったと思っているが、それなりに向き不向きのはっきりした大学だと思うので、これといって魅力を感じないのであれば首都圏の大学に進学しておいた方が「無難」はあるのかなと感じる。