極論で語る住宅ローン読みました。考え方にほぼ全面的に賛同なのですが、いまネット銀行と地銀で悩んでおります。一次取得、30代後半、借入額約6000万です。ちなみに楽天銀行やSBI新生銀行は提携ローンに入っておらず考えておりません。
ネット銀行:35年、0.296%、がん団信50、手数料2.2%
地銀:40年、0.68%、がん団信100、手数料24万
手数料の差の約110万と毎月返済額の差約7000円を控えめに見積もって年率3.5%で運用したとしても、35年後の含み益から残債を差し引いてプラスです。期間が長い上にがん団信100なのも魅力的です。
というわけで自分の心はほぼ地銀に決まっているのですが、40年ローンの話はあまり聞かないため、なにか落とし穴がないか不安です。あと家族に説明してもいまいちわかってもらえません(妻「金利安い方がいいじゃん!」親「悪いことは言わないから大手にしときなさい」)。はたけさんならどちらにしますか?また第三の選択肢はありますか?

はたけさん
素晴らしい質問です。良かったらnoteに取り上げさせていただきたいくらいです。
本来ならあのnoteに関する質問は受け付けないつもりではあったのですが
①僕のあの記事の意図を正確に理解していただけている
②この質問内容を公開することにより、他の質問者さんへの回答の代わりになる
③ただ面倒いから聞くのではなく、ご自身でシミュレーションされている上に詳しく条件も書いてくださってる。
と言う点を考慮した上で、特例で回答させていただきます。
というかご本人さんもう答え出てますね。
おっしゃるようにノータイム地銀です。差額で米国30年国債購入してお終いです。
…では決まりが悪いので順に解説します。
まずはおっしゃるように提示された額面上での金銭面だけだと地銀が最終的には勝ちます。
その上でガン団信100が付きますので、選ばない理由は無いでしょう。借入6000万に対して手数料24万で金利0.68は少し高いかな?と気もしますが、ガン団信100込みだとそんなものかという気がしますし、その上40年ローンということまで考慮するとかなりの条件のローンとお見受けします。
こう言った属性や銀行との付き合いによって他には無い特別待遇を得られる可能性が地銀にはあるので、地銀は相談に乗ってくれるのなら、という書き方をしてました。
ここまでなら迷う必要はないのですが、次に地銀のリスクについて考えます
1点目は奥様の言う通り、まずはそんな上手い話があるのか、きちんと条件の詳細を見直してください。問題なければ僕ならこの時点で借ります。
一括繰り上げ返済時の手数料や、やむを得ない急な転勤時、賃貸にした時の金利の取り扱いなどは聞いといた方が良いでしょう。
2点目。短期プライムレートです。よく勘違いされますが短期プライムレートは各行独自のレートです。決して都市銀行が密談して決めてるレートではありません。
短期プライムレートは政策金利の他にその銀行の「資本的体力」に左右されます。銀行や政策金利が安定しているときは各行問題になりませんが、どちらかが大きく動くと独自に変動することがあります。(なので楽天銀行を指差して独自金利と罵るのは正確ではない)
このリスクをどこまで考えるかです。
この2点を考慮した上で何度も言うように僕なら地銀を選択します。(よほど経営がヤバいのは除く)
まあ地銀なんて最悪潰れそうになったらどうせ大手が買い取ってくれるってここ最近の騒ぎでの学びでしたね😂
シミュレーションを妻氏に見せるか僕のもっと前の住宅ローンの選び方のnoteを見せてください。親は無視でいいと思います。
それでも妻氏が理解しないならベッドで寝技に持ち込んでください。そして最後に甘い言葉で「オレが信じるハタケを信じろ。いや最悪あいつは信じなくていいから、メガバンクの融資部門の偉い人にしてもらったあいつの記事は信じろ」で完璧です。これで堕ちない妻はいないハズです。
あとガン団信100じゃないとガンになった時の納得感がないので気が済まないならその限りではないのですが、最悪別に大手選んでも人生においては期待値的には誤差みたいなものですのでどちらで借りるかなんて気にしすぎないことです🥺(え?