チキン南蛮が「唐揚げのタルタルソースかけ」じゃないことを初めて知りました。 端的に何が違うのでしょうか？肉の調理法ですか？かけてるソースですか？

いい質問ですね。正確に言えば唐揚げのタルタルソースかけではなくマヨソースかけですね。 そして唐揚げのマヨソースがけとチキン南蛮は、次の3つの点で異なっています。 まず1つめが、衣です。唐揚げは、卵→片栗粉または小麦粉の順に浸けますが、チキン南蛮は片栗粉→卵の順に浸けて揚げます。一番外側が卵ということですね。これにより、衣がカラッとせず、少しベチャッとなります。 そして2つめが、甘酢だれの有無です。上記の少しベチャッとした衣に甘酢だれを染み込ませるのです。なぜ東京の唐揚げマヨソースがけは甘酢だれに浸けないのでしょうか？？衣よりも深刻な問題です。甘酢だれに浸けたあとタルタルソースをかけて食べるのです。それにより甘酸っぱい衣と甘いタルタルが絡み合ってチキン南蛮が完成するのです。 最後にタルタルの質です。東京のあのスカスカのソースはなんでしょうか？？本物のタルタルは細かく刻んだゆで卵と玉ねぎにマヨとか砂糖とか酢とかを加えて作るのです。メインはマヨじゃなくておいしい卵と玉ねぎです。これにタルタルのすべてがかかっているのに関わらず、東京のソースはマヨネーズになんかちょろっと具を足したみたいになってます。あんなのはタルタルちゃう！！ 違いを分かっていただけましたでしょうか。わたしがブル弁になったらチキン南蛮パーティを開きたいと思うのでぜひいらっしゃってください！