高校年代日本トップクラスの高校でサッカーを教えています。幼稚園に通い始めた息子がサッカーをよくするようになって嬉しいのですが、息子が「プロになりたい」と言ってくる日を怖れています。
プレミアリーグやプリンスリーグで頑張っている生徒を見てると半端な気持ちでは通用しませんし、そもそも試合に出るのも大変ということ、化物みたいなユースの選手に勝たなくてはならないこと、プロの世界は厳しいことなどを知っているだけに、単なる憧れだけでプロを目指してほしくないです。プロになるのがどれだけ大変なのか、なるだけの努力ができるのか、努力をしてもなれなかった時はどうするのかを理解してから競技スポーツとして取り組んで欲しいです。むしろ生涯スポーツとしてサッカーをするのでも良いのではないかと考えてしまいます。
親のエゴということは重々承知していますが、きーすさんなら息子が「プロになりたい。」と言ってきたらどのような言葉をかけますか?

きーすさん
高校年代トップクラスと言うからにはプレミアですよね?プリンスだったらはっ倒しますよ😆そりゃ、道の険しさを重々語って、「それでも」と言うならば。あとは横浜バディだか三菱養和だかリップエースだかに放り込んで神に祈ります、僕なら。でも、ねぇ。現実を知っていれば、ねぇ。本当、そう思う気持ちは、重々、理解しますよ。例えば小学校の頃に都道府県トップ層ぐらいの選手って、その地域じゃ、目立つじゃないですか。ね?子供の頃から有名で周囲から「プロになるんでは?」なんて素人の母ちゃんに噂されるぐらい。で、当然、同地区の他所のチームにも有名になってる。それでやっと高校でプレミアリーグに辿り着く程度ぐらいの感覚ですもんね。そのレベルの子をプレミアのチームで1チーム50人集めて、試合に出るのが11人で、その中で高卒でプロになるのが1〜2人?果てしなき道程ですよね。皆、それも分からず「子供の夢を潰すな」って。きーすさんがどんな風に子供に言おうとも、結局は、きーすさん含めた指導者ではなく、ただ純然たる現実に潰されるだけですよね。で、プロになったら2年間で1試合も出ずに契約満了とか。ねぇ、ほんと、それを知ってる親の心ですよね。