このたび、秋田ではガディアガが退団しました。田口談だと、戦術が覚えられず遂行できなかったとのことです。中村和雄さんは、型に嵌めず自由にやらせて周りが合わせろと言っておりましたが…。
さらにはモランさんも戦術が遂行できず、熊谷さんに怒られていたとのことです。
そしてメコウルさんは言わずもがなです。
かつて大浦さんも、オフェンスはチーム1だがハピネッツでは使うことが難しいとケビン代行に言われたそうです。だからDNPの試合も多々ありました。
このように、前田顕蔵バスケに無理に嵌めようとして、選手は持ち味を消されているのが目立ちます。
戦術理解度の低さは選手側に問題があるのかもしれませんが、それを含めても到底看過できることではないと、台湾やフランスも含めたブースターの多くが思っています。
ボナさんは前田さんを低予算での5割達成に定評があると評価されておりますが、その代償が選手の使い潰しとハピネッツの忌避(自由交渉リストの選手しか取れないでいる)では先がありません。
私のこの見解についての意見をお願いいたします。

bonafide-baller(ボナファイド・ボーラー)さん
何度か類似質問は貰ってますが、今季の話で言うと、限られた予算の中で外国籍の編成にミスまであったとすれば、その分ロスターの力は落ちていたはずです。
ロスターの力に明確なディスアドバンテージがあると仮定する中で、オンコートの采配一つでまがりなりにも資金力が遥かに高いクラブと渡り合い、何とかして勝率5割近くにまとめる、という現場指揮官本来の力量で言えば、前田さんの実力はずば抜けている、という僕の認識に大きな変わりはありません。
大浦に限らず、小野寺(スタッツは横ばい)、保岡、長谷川、etc.秋田を出てから選手単体が飛躍するケースは確かに多いですが、彼らが飛躍した背景として、移籍先クラブが組むそれなりのロスターと、チーム状況の違いも当然の如く加味する必要はあるかと思います。
難しいのは、長期政権であるため、HCが編成に対して及ぼす一定の影響力はあるはずなので、編成の妙まで加味した時の"全権HC"としては、前述のような純粋な"現場指揮官"として見た時の評価からは変わって来ることかなと思います。
本来的には、編成部門はある程度独立の権限を持って、現場指揮するHCとは両立しながら、サポートする体制を作ることが望ましいのかなと個人的には思ってますが、いずれにせよ編成面から相当に上手くチームを作り込む体制を整えなければ、前田さんの首をすげ替えた所で、大きな飛躍というのは難しいのではないかと外野ながらに感じます。