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02月28日

質問者さん

PF/Cの3PA増加を目指す場合、ケーレブかパーカー、あるいは両名共に入れ替え候補になると思いますが、もし誰でも獲得できるとなったらボナさんはどうするべきだと思いますか? 年齢的な面も考慮して自分はパーカーカットかなと思いますが、パーカー以上の帰化アジア枠がそう簡単に獲得できるのかという懸念もあります (あと単純にレジェンドなのでカットできるかという疑問も)

03月01日

bonafide-baller(ボナファイド・ボーラー)

bonafide-baller(ボナファイド・ボーラー)さん

鋭いご指摘なので、質問箱史上(?)最大の長文にてお答えします。3P試投だけに着目すればそうなります。が、両選手に共通してまず言えることは、3P試投以外の多くの要素が極めてハイレベルなため、彼らの枠をそのまま強化方向へ単体としてリプレースするのは、非常に難しいミッションであるという事です。 パーカーに関しては、近年レベルがインフレするB1のビッグマンに対しても十分な脅威を与える強度での対人DF(スティール、ブロック)、毎年60%をコンスタントに超える優秀なeFG、それらを実現するオフボールムーブの質の高さ、リバウンド獲得の強さを兼ね備えており、怪我も少なく稼働率も非常に高いという強みがあります。 数に限りのある帰化選手のカテゴリーの中で、パーカーのポジションをそのまま帰化枠で強化しようとしたら、それこそホーキンソン、ロシター級のトップオブトップである帰化選手を連れて来なければ、厳しいと思います。ですので、ご質問にある「誰でも獲得できるとなったら」の仮定であれば個人的にはこの2人の獲得になりますが、現実的な獲得可能性は厳しいと言わざるを得ないでしょう。 一方でケーレブのリプレース可能性についてですが、こちらは外国籍選手ということで、対象者が限られる帰化選手に比べて、世界を広く観れば強化方向へもっていけるレベルの選手は一定数存在はしている、という違いがあります。 しかしながら、ケーレブは元々がBリーグへ来る前はユーロリーグへ出場するチームでも一定のPTを勝ち得ていた、という彼のキャリアのレベル感を考慮しても、非NBAという枠組みの中で考えた時、リプレースの難易度が高い選手であることには、パーカー同様に変わりありません。 212cmで110kgを超えるフィジカリティとアジリティを両立し、対PnRのDFにおいてもショウ&リカバリーやスイッチ時の"スピードのミスマッチ"を生じさせないDF面の万能性など、ケーレブがミリングHCの志向するバスケを高いレベルで実現できる能力を有する選手であることは、ミリング政権下で唯一"RS全試合スタメン出場"という圧倒的信頼感を見ても、間違いない事と思われます。 現状の整理は以上で、ではどうすれば良いのか?という本題になりますが、編成を組み替える前段階として、まずは今シーズン中の現チーム内での改善、解決策の模索を、オンコートでトライすることです。具体的に挙げると、日本国籍選手である八村阿蓮のPFへの本格適用になります。 日本国籍である八村阿蓮にPFとしてのタスクを本格適用することで、C外国籍、PF日本国籍、SF外国籍のオンコートを可能とする事が出来、これは今シーズンの群馬がユニットの組み替えの中で既にトライしている内容となります。 年齢の衰えを感じさせないパーカーですが、今シーズンは八村阿蓮のPF起用するという方法で事実PTを抑えており、それが短い時間の中でのプレークオリティ向上に一役買っていると捉えています。PF/Cの3P試投のバランスも、実はこのカラクリにより阿蓮(PF)のコーナースリーアテンプトという形に繋げ、隠れたOFの改善策となっているように見受けられます。 ご質問にある「レジェンドなので〜」の部分も、"フランチャイズプレーヤーへの世代交代"という形でのスムーズなクリアを策の1つとしてコーチ陣が目指しているのでは、というのが個人的な推測です。 パーカー→八村阿蓮へPTをソフトランディング的に緩やかに移譲させることで、前述した通りの難ミッションであるパーカー、ケーレブのリプレース可能性を含めた総合的な再編策をオフに向けて作りつつ、現状維持でも計算可能な基盤を作る事が、強化前の準備としてまず肝要になる。というのが僕の一つの答えです。踏み込んで言えば、PF/Cのビッグマン試投数不足問題は、その中で総合的な解決を図るべき、というのが具体的な考え。 当然、帰化、外国籍には枠の制限があるため、トレイ、ヨハネスも含めた総合的な再編も現実的にありうる事は、念頭に入れるべきかと思います。 ex)極端な話ですが、帰化、外国籍を全員入れ替え→外国籍C/PF3人でのローテ+アジア枠ウイングなど ただしヨハネスについては、ビルト(ドイツ紙)の報道でも2年契約である事は報じられており、来季のチームビルドにおいては、実際に残留する可能性が1番高いヨハネスを軸とした編成になると予測しています。帰化、外国籍の枠に限りがある以上、編成の制限を可能な限り減らし、オンコートの自由度を上げるキーとなるのは、前述の通りの八村阿蓮のPFへのフィッティング作業になると考えてます。 これも例え話になりますが、PF/Cティーマン、PF/SF八村阿蓮の骨格さえ出来れば、枠を単体としてリプレースしようとすると難しいCケーレブ、PFパーカー(帰化)、SFトレイについても、現実的に残留とリプレースが共に選択肢となり、編成の自由度を高く保つ事に繋がると思っています。 Bリーグは26-27シーズンからB革新が始まり、群馬が所属する新たなリーグであるBプレミアでは、オンザコートフリー(コート上の外国籍制限撤廃)ルールがスタートします。これを見据えると、外国籍ハンドラーを最低1人置く編成がトレンド化する事は想像に難くないのですが、帰化外国籍の登録枠自体は現状と同じ(帰化アジア1、外国籍3)であることから、最大でオンザコート4。裏を返せば、オンザコートに最低1人は日本国籍が必要となります。 その最大値見込みを2年後に実現する上でも、オンコートでの自由度を現ルールの中で上げる準備を行い、1年前段階にあたる次のオフを迎える事が、今後の編成を考える上で重要になると総括します。

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03月01日

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