脂肪注入後、定着過多等による顔への修正施術の場合、脂肪溶解注射とケナコルト注射のどちらを使用されることが多いですか？ また額に上記施術をした場合額がしわしわになったり、たるんだりすることはあるのでしょうか？できる限りならないように施術を行うことは可能になりますでしょうか？宜しくお願い致します。

ご質問ありがとうございます！ 脂肪注入後の修正においては、「定着過多＝脂肪が多く残ってしまった箇所」の状態や性状によって、脂肪溶解注射とケナコルト注射を使い分けるので、どちらが多いとかはありません。 ✅ 脂肪溶解注射 やや広範囲に脂肪が厚く定着しており、なめらかに減量したいときに用います。効果は緩徐で徐々に現れますが、数回の施術が必要になることもあります。 ✅ ケナコルト注射（ステロイド） 限局性のしこりや、異常な瘢痕（脂肪の塊）があるときに使用します。瘢痕組織や繊維化した部分を抑える目的で使うことが多いです。 実際の施術では、状態に応じて両方を組み合わせることもあります。 額に注射をする場合、過剰に脂肪を溶かしすぎたり、ステロイドを強く効かせすぎたりすると、皮膚が薄くなって「しわっぽさ」や「たるみ感」が出ることはあると思います。 適切な製剤・濃度・注入量・注入層を調整することで、リスクを最小限に抑えることは可能です。 また、診察でしっかり見極めたうえで、段階的なアプローチを行うことが大切です。必要に応じて、注射ではなく「再注入」や「マイクロリポサクション」などの外科的処置が適しているケースもあります。 ご不安なことがあれば、いつでもご相談ください。状態を確認し、最適な方法をご提案させていただきます！