茗荷谷の「真実」をお話しします。 茗荷谷は司法試験に強いと言われていますが、「企業法務弁護士」になれるのは一握りです。 ※ここでいう「企業法務弁護士」とは四大その他名門法律事務所のことを指し、年収にして1年目1000万以上、5年目1500万以上を指す。以下はそれらの事務所を念頭においた話をしています。 ※企業法務に興味のない茗荷谷生はブラウザバックしてください。 ・在学中受験の導入 在学中受験が開始され、これまで中央法出身者がとってきた「既修2年目のサマーで四大その他大手法律事務所の採用ルートに乗る」という手法が取れなくなりました。 ・ロー生用サマー・ウィンターの現状 既修1年目のサマークラーク・ウィンタークラークしかインターンにのみ参加チャンスがあるわけですが、中央法出身者は学歴の壁に阻まれクラークの書類審査を通過できません。1個も参加できない人が大多数です。例外的に「GPA3.7以上」またはそれに類する武器(帰国子女,TOEIC900,TOEFL80等)がある場合、複数通過できます。※1 事実として、中央法出身者を今年のインターンでほとんど見かけません。※2 女性の方が通過する確率は高いです。 ・予備試験 短答論文の順位によりますが、一般論として、3予備の場合、四大ウィンターへの参加権をゲットできます。4予備の場合、四大除くTMIその他ウィンターへの参加権をゲットできます。ロー1年目予備の場合も4予備と同様(4予備よりは弱いです)。 ※もっとも当たり前ですが、周囲も優秀なのでウィンターに参加したからと言って内定が出るわけではありません。 ・TMIという選択肢 TMIは毎年中央法出身者を一定数採用しています。もっとも、3予備、4予備(ロー中退)、ロー予備がほとんどです。採用実績があり学部学歴に肝要なため、狙い目といえるでしょう。TMIは「五大」に括られることも多いですが、近年TMIは学部東大京大を全くと言って良いほど採用していないので、四大とは学歴面でかなり採用方針が違うと思われます。 ・3卒の力 3卒、4卒よりもGPAの方が重要です。3卒＝GPAが高い、ゆえに評価されるということはあるように思います。

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