では、より高度な質問。
次のW杯は、談合試合になる確率が高くなる。という試算結果を得ました。
https://twitter.com/ankoromochi_nya/status/1777969682345308554?t=-MwNQ-J3DtEJfb70GpQLPA&s=19
勝ち点4さえ獲得すれば、98%以上の確率で次ステージ進出です。同時刻の他の試合やGS順位は、ほとんど関係ありません。
勝ち点3で3試合目を迎えると、勝利より引き分けを優先する国が多くなると考えられます。
相手も勝ち点3なら、ほぼ確実に談合でしょう。
相手が勝ち点4以上なら、同調して談合は十分あり得ます。2位以上が確定するし、選手も休めるからです。
そこで、
1. 日本が勝ち点3で、相手に談合を打診したら、どう思いますか?
2. 日本が勝ち点4以上で、談合に同調したら、どう思いますか?
本当は③なんだけど、アタマでは②で、ココロでは①ですかね。
最も大事な質問
3. W杯で談合試合が増えるのは、どう思いますか?
試算結果では、GS3試合目の24試合中4試合の確率で、上記のような談合濃厚となります。
よろしくお願いします。
前回に引き続きのご質問とTipsありがとうございます。
ただ、前回の質問は一般論的なものとして答えさせて頂きましたが、今回の方は少しこちらのスタンスも違うものとして答える必要があるのかなと。
まず今回のレギュレーションの場合、勝点4がおおよそのボーダーラインとなる事は実際にそうだと思います。その上で質問者様の持論にあえて乗っかるのであれば、勝点4を獲得したチームが談合試合に応じるメリットは、それで得られるメリットとそれが露呈した時のリスクを天秤に考えた時に到底釣り合うものではないと考えた方が自然でしょう。一般的に考えればそれは共通認識と言えるでしょうし、そうなれば勝点3側のチームがその状態で打診すること自体が彼らにとってのリスクになる。乱暴な言い方ですが、不正はメリットがリスクを上回った時に初めて実行するものです。
レギュレーションの詰めが甘い事は否定しません。前回の質問では確かに私も「不安はある」という表現の仕方をしましたが、FIFAにはなるべく確率をゼロに近づけて欲しいという気持ちはあります。ただ談合試合のやり方なんてやろうと思えば八百長まがいの事を含めていくらでもある訳で、実際に2014年W杯のG組最終戦前にもそれが可能な状況になっている事が指摘されたように32チーム制とてそれが起こり得る余地はある。数字そのものもお互いのメリットとデメリットが絡むので額面通りに受け取る訳にもいかないと思っていますが、それを抜きにしても「数字上で可能であれば自動的に談合試合となる」というような断定は早計にも程があるのかなと。
以上の理由から、少なくとも①②の質問には「それが現実に起こった時にしかわからない」としか答えられないです。
③の質問に関しては誰もがNOとは答えるとは思いますが、NOと答える事が質問者様の持論を補強するような100 or 0の質問なのであれば答えにくいというところが素直な感想です。
Tipsまで頂いたにも関わらず、おそらく質問者様のご期待に合うような回答ではない事をお赦しくださいませ。
なお、ロシアW杯の日本vsポーランド戦に代表されるような事例は談合ではなく試合経過に伴う利害の一致でしかないので、ここで言う談合の中に含めて考えてはいません。