2022年は確かに株価が下がってますけど、たかがこの程度の下げでFRBが今後の方針を変更する事はあると思いますか？ 2020年と2021年が急激に上昇したので、これくらいは大したことないと思うのですが...

今回の株価下落の特徴は、大きく下げているもの（ハイテク株など）とそうでないもの（バリュー株など）との落差です。「この程度の下げ」と言えるかどうかは、投資先しだいですね（；^ω^） でも、FRBが方針を変えない、というのには同意です。それは株式市場の下げの程度ではなく、FRBが相場よりインフレ対策を重要視するからです。そしてバイデン政権もそれを支持しています。これが大きい。 パウエルさんはトランプ政権下で利上げを断行しようとし、株価が急落したことに激怒したトランプ氏に解任されそうになったことがあります。その時彼はヒヨリ、以後、株価重視の金融政策が取られることになりました。今回はそのプレッシャーがなく、FRBは粛々と利上げ・QTに踏み切れる環境にあります。 金利は、歴史的に見れば、なお記録的な低水準にあります。今後大幅な金融引き締めが続行されるものと考えて投資戦略を考える必要があるかと思います。