東大出身の方々のスキャンダルに触れるたびに、凡人とはスケールが違うと思うばかりですが、りおぽんさんは、どんな方々とも抵抗感なくお付き合いできますか？やはり東大出身の方々は、あらゆる意味でスケール感が違うのでしょうか。不思議でなりません。

僕は犯罪者になったかどうかと、人間として付き合えるかどうかはまったく別の話であるという考えの持ち主です。とある政治家が収賄事件で拘置所に収監されていたとき、僕は手土産を持って何度か慰問しています。僕はその政治家の見識を尊敬しており、それはその収賄事件でも変わるものではなかったからです。 この政治家との付き合いは彼が亡くなるまで続き、最期は辞世の弁と言えるような長文の手紙が僕の家に送られてきました。そこには無念の想いが切々とつづられていました。俳人として知られた彼の、僕が彼の心境を思い、心熱くなる句は下記のものです。総理になってみて欲しかったお一人でした。 日々行脚　心にしみる　蝉の声 信ずべき　人脈があり　風薫る 炎天を　一虚無僧として　歩く 臥薪の時　嘗胆の時　青嵐 風荒ぶとも　晴れ晴れと　冬の天 有り難き　人の情や　春来る