いつもありがとうございます。法律時報94号95号を拝読させていただき、憲法と行政法における比例原則について書いてみました。紙幅の関係かと思いますが法律時報の記述はいたしかたなく行間があるように思いましたので、自分の解釈や補足説明を加えて書いたところ自分なりには整理ができて、課題が明確になりました。憲法の観点から行政法の目的概念を探り出し、三段階審査論ではなく違憲審査基準論の比較衡量と目的手段審査との接合が可能なのか、事例分析を含めて考えてみます。先生の、行政法における目的概念の続編？を楽しみにしております。

おめでとうございます。法律時報論文は、ご指摘のとおり分量制限のため全体で１割強削らざるをえませんでした。この後は比例原則や裁量についてさらに書いていきたいと思いますが、ほかに書かなけれ日ならないものもあり、なかなか首が回りません。