2023年03月18日

質問者さん

ライトノベル作家志望で、長編小説を二十数作品書いたことがある者です。 プロの作家様と編集者様の打ち合わせでは、新作を作る時、十個以上の企画書を提出し比較検討して一つに絞ると聞き、納得すると同時に驚いたことがあります。 というのも、自分は納得のいく企画書を一つ作るのに一ヶ月、場合によってはそれ以上かかるからです。一つの展開やアイデアを思いつくのに数日かかり、思いついてみればすごく単純でありふれたもので、なぜ気づかなかったのかわからない、みたいなことはしょっちゅうです。また書きたいテーマやコンセプトを思いついたところで、それに相応しいストーリーやキャラクターや世界観を探すのにとても苦労します。そうして頭を抱えていると、一ヶ月が余裕で過ぎてしまいます。 そういう状態ですので、プロの方々はそれだけの数の企画書をどうやって作っていらっしゃるのか知りたいです。慣れもあるのでしょうが、何かコツなどがあれば教えていただきたいです。 作家様に聞くべき質問かもしれませんが、もしよろしければ回答をお願いします。

2023年03月24日

ナカダ(スニーカー文庫)

ナカダ(スニーカー文庫)さん

う~ん、回答が難しい質問ですが、おそらく質問者さんが作ろうとしている企画書とプロ作家の方々(もちろんそうでない人もいると思います)が作ろうとしている企画書が根本から違うのかなと思います。 どういうことかというと、例えば僕が担当させていただいている作家さんの企画書(以下、①)は担当のナカダが良し悪しを判断できればよい、打ち合わせの際に深掘りで補えればよい、というものとなります(数行の案をいっぱい出してみるところから始める作家さんもおります)。 一方で質問者さんが作られている企画書(以下、②)はおそらく長編を書き切る土台となる綿密な設計図的な意味合いが強いのかなと。 ②はナカダが面白そう!行けそう!と①で判断し、編集部確認を経た後に作成いただきます(例外はよくありますがw)。 同じプロット・企画書という言葉は使われておりますが、目的が最初から違い、必要とされる作業量も異なっているのではないかと想像いたします。 質問者さんが個人で(友人・知人等の相談無しで)執筆されているのであれば①を作るメリットは薄いと思うので「コツ」を聞かれると難しいのですが、まずは意味合いが微妙に異なっているのではないか?という可能性があることを踏まえるとまた別の考え方が見えてくるのではないかと思います。 頑張ってください!!

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ナカダ(スニーカー文庫)

ナカダ(スニーカー文庫)

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ナカダ(スニーカー文庫)さんが

「いいね」した質問

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2022年07月11日

初めて質問させていただきます。もう10年ほど小説を執筆しておりますが、一向に賞が取れません。今年のスニーカー大賞(前期)に応募した自信作が一次で落選してしまいました。 執筆に当たってどういうところを意識すべしか、何かアドバイスをいただけませんでしょうか? また、スニーカー大賞前期で落選した作品を改稿して、後期に応募しても構いませんでしょうか? よろしくお願いいたします。

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2022年06月17日

公募の新人賞に応募して賞に引っ掛からなかった新人に、編集者が担当につくことなどはあるのでしょうか?

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2022年05月25日

初めまして! いつもツイート拝見させていただいております。 私はとある小さなレーベルに最近入社した駆け出しの編集者です。 ライトノベルは昔から読んでいて、その他コンテンツにもある程度の造詣があると自負しているのですが、現在のライトノベルのトレンドだけはあまり理解できていません。 もっと言うと「今売れるライトノベル」というものを分かっていない状況です。 そこで、すでに最前線で活躍されていて、ヒット作を作っているナカダさんに下記質問にお答えいただければありがたいと考えております 1) 今「売れる」ライトノベルとはなにか?(トレンドなど) 2) ライトノベルを作る際に気をつけていることはなにか?(売れる本にするために気をつけていること) 3) 次に流行りそうなジャンル、企画 ぜひ、教えていただけると嬉しいです! お忙しい中ご一読いただきありがとうございます。

ナカダ(スニーカー文庫)さんが

最近答えた質問

20時間前

こんにちは、作品の持ち込みに関しての質問です。 漫画とは違い小説は読むのに時間がかかるため持ち込みは歓迎されず、新人賞に応募するように言われるという話はよく聞きます。 ここで疑問に思ったのですが、持ち込みをする方が他社でかなり実績がある方(シリーズが10巻近く続刊していたりアニメ化しているなど)の場合も同じ対応になるのでしょうか? 答えにくい質問であれば無視していただいても大丈夫ですが気になったので質問させて頂きました。

09月11日

好きな作者様の作品が小説家になろうからコミカライズされ、現在10巻以上出ていますが書籍化される気配が全くありません。 作者様が書籍化を拒否している可能性もあるとは思いますが、そうでない場合こういう作品に編集者様は打診をしないのでしょうか?

09月11日

出版業界は厳しいと言われていますが、編集者目線でも同様の捉え方ですか。

ナカダ(スニーカー文庫)さんの

人気回答質問

2023年05月11日

新人賞オンリーで投稿しようとプロットを書いている最中です。聞く場所を間違えているのかもしれませんが、「小説家になろう」や「カクヨム」の人気作のような書籍何巻分にもわたる大長編を連載されている作家さんは、どうやってプロットを書いているのでしょうか?書籍化デビューされた方から、どのような創作手順を踏んでいるか聞いた事ありますか?

2023年03月24日

ライトノベル作家志望で、長編小説を二十数作品書いたことがある者です。 プロの作家様と編集者様の打ち合わせでは、新作を作る時、十個以上の企画書を提出し比較検討して一つに絞ると聞き、納得すると同時に驚いたことがあります。 というのも、自分は納得のいく企画書を一つ作るのに一ヶ月、場合によってはそれ以上かかるからです。一つの展開やアイデアを思いつくのに数日かかり、思いついてみればすごく単純でありふれたもので、なぜ気づかなかったのかわからない、みたいなことはしょっちゅうです。また書きたいテーマやコンセプトを思いついたところで、それに相応しいストーリーやキャラクターや世界観を探すのにとても苦労します。そうして頭を抱えていると、一ヶ月が余裕で過ぎてしまいます。 そういう状態ですので、プロの方々はそれだけの数の企画書をどうやって作っていらっしゃるのか知りたいです。慣れもあるのでしょうが、何かコツなどがあれば教えていただきたいです。 作家様に聞くべき質問かもしれませんが、もしよろしければ回答をお願いします。

2023年05月09日

カクヨムからのスニーカー大賞に応募した場合、作品の★やフォロワー数、ランキングなどは選考の判断材料になりますか? 応募しようと思っている作品がカクヨム上で結構数字が取れているものなので、少しでも有利になるのであればカクヨムから応募しようと思ってます