強豪ジュニアクラブに入ったもののレベルが高くてついていけず、サッカーが嫌いになってサッカー自体を辞めてしまう子どももけっこういるんでしょうか？

いません。それ、漫画だけです。帝国みたいなイメージで、ダースベーダーみたいな指導者がいるんですよね。分かりますよ。僕もそう思ってましたから。でも、実際にはサッカーに対してピュアで本気の指導者がいて、本気の仲間が沢山いて、足を引っ張る様な奴がずっと少ないので、実はとても居心地も良いんですよ。だからサッカーを嫌いになる奴なんていませんよ、特にジュニアは。 僕等が問題に直面しているのは、ジュニアユースになった時に、他人の足を引っ張り続けて来た様なスポーツ少年団の馬鹿親子みたいなのが紛れて来て、当然そういう環境やレベルに着いて来れず、他責他責で、クラブや指導者のせいにする様な輩がいるからですね。逆に強豪クラブの下の方にいた子でも、その競争性や努力の重要性なんかは理解してくれているので、競技力は足らないまでも、一緒懸命に取り組む子は多い印象です。勿論、例外ってのは何処にでもいる訳ですけど。 僕も含めて、その例外中の例外を主題にするから、それが殆どの様に見えて聞こえるだけですね。ま、1000人中の例外1名の為に指導者が解任や解雇になるので、それに困るんですけどね。 先日、僕がスペースで教え子と喋ってた子は、まさに強豪ジュニア出身で、競技力は足りない子でしたけど「楽しかった」「充実してた」「きーすコーチは親しみやすかった」と言ってましたよね。実際にはそういう事です。喚いて騒いで壊すのは例外中の例外の奴ですね。