劣等感が邪魔して人の話をちゃんと聞けません。幸せそうな人を見ると許せなくてやるせなくなります。自分より出来の悪い人間を見るとひどく安心するくせに自分がそちら側に回ることを考えては怖くなって布団の中泣いています。病院にかかったこともありましたが人間が怖いのでうまく行きませんでした。薬すらももらえません。将来のことがうまく考えられません。職につける気がしません。この世の全てに失望して絶望しているような顔をしてるくせ可哀想な私をいつか救ってくれる救世主やら希望やらが訪れるのだと信じています。自分より醜いものはこの世にないと思っている自分は本当なはずなのに、自分よりも醜い存在を見ては安心している自分も本当で、この場合どちらが正しいのでしょう?私って複数人いていいんですか?どうしたら救われますか?キマノーさん知ってますか?

キマってるときのノートさん
以前観た映画にこのような会話がありました。
「金塊と土くれではどちらの方が価値がある?」
「そりゃ金塊でしょう」
「種を蒔くのにもか?」
たぶんあなたは、その場その場で最も目立つものさしだけでものごとを測っちゃってるんだと思います。
そのへんの石ころや土くれにも、自分にもあなたにもみんなにも、実はたくさんのものさしが突き刺さっています。軸と言い換えてもいいです。x,y,zどころじゃない、無数の軸が交差したある座標があなたであり、自分であり、みんなです。
あなたの醜さも美しさもどちらも本当だと思います。それは矛盾しません。それを指し示すものさしの種類が違うから。
あなたが複数人いるのではなく、尺度が、軸が、ものさしがたくさんあるだけです。周りの人やものごと、更にはあなた自身を立体的に捉えてみてください。
この手の問題は薬物よりもカウンセリングが効きます。認知行動療法は賛否両論ありますが、うまく噛み合えば救いになることもあると思います。