質問者ではありませんが、気になったのでお聞きしたいことがあります。
まず恥ずかしながら経済(?).に関する私の知識がないため、前提の確認からなのですが、国債発行の際は、デフォルトリスクが極めて低いに日本においては、とにかく円安に注意する必要があるという認識で合っていますでしょうか。そして円安にならないように、税で回収(?)する必要があるという認識で合っていますでしょうか。
ここからpppとドル円についてです。日本が財政黒字を目指すと、直近のppp108円はより円高な数値となり、投機筋が引いて30%の売られすぎも解消され、なんなら円高方向に振れる未来もあり得るのでしょうか?

りおぽん@酔象庵主人さん
日本では政府が国債を大量発行した場合、確かにデフォルトリスクは低いですが、ヘッジファンドなどの国際投機筋に狙われて為替レートが円安で振れるリスクがあります。またインフレに注意する必要があります。
これに対処するのは容易ではないんですが、金利の引き上げや金融引き締めなどが対処策としてあり得ます。マッチポンプではあるんですが😅。もう一つは円買い介入ですが、これは米国から為替操作国に認定されるリスクがあり、また日本の外貨準備高をどんどん削っていきます。
現在、日本は大量の国債の発行残と世界でも有数のGDP比政府債務を抱えているので、ドル円を円高に誘導するのは簡単な話ではありませんが、理屈としては財政が黒字化して正常化すれば、円キャリーの巻き直しが発生してドル円が円高で振れることは十分考えられます。少なくとも投機筋が円ショートのポジションを持つのは非常に持ちにくいでしょう。