こんにちは、先日質問させていただいたyasuyukiです。また、追加で質問させてください。
女性の方が、男性よりも不公平感に敏感でしょうか、ということをお聞きしたいです。
26歳、48歳、57歳の女性部下がいますが、何か指摘とか仕事の割り振りをした時に、「でも他の〇〇さんはこうですよね?(なのに何故私にだけこう言うんですか?)」という反応が返ってくることが、女性の方が多いです。
仕事のために在宅勤務を取りやめて出社するようにお願いすると、「〇〇さんの方が在宅勤務多いですよね?」
仕事に関する注意を口頭ですると、「他の人にも同じように言ってますか?」
誰の担当とも言えない仕事を割り振ると、「〇〇さんは最近毎日定時上がりですよね」などなど…
おっしゃる通りの部分もあるので、部下には皆フェアに接するように心がけるのですが、男性部下からそのようなことを言われた事は無く、自分自身もそんなふうに考えた事がないので、女性の方がそう言う不公平感に敏感なのかな、と思いました。
男性はもっと個人主義的で、自分は自分、他者は他者という考え方で、そこまで比較しないというか、興味がないというか…そんな感覚なので、そんな風に他人との比較に引っ掛かる女性の感覚が掴めないのです。
女性目線のご意見をいただけると幸いです!
プラテンさんさん
管理職の宿命ですね…。
まずは、女性部下の「働く理由」を探る必要があります。
前提として、人によって働く理由は異なります。
・家族や自分のために、出世して稼ぎたい
・転職で困らないよう、市場価値を上げたい
・家庭や子ども、体力の兼ね合いで、なるべく早く帰りたい
男性部下と女性部下で働く理由や重要視することが違うから、出てくる態度も変わってくるんだと思います。
×:不公平が気になる→反応する
◎:早く帰りたい→仕事が増える→嫌なので「不公平」を理由に断る
なんじゃないかな〜〜、と思います。
管理職になるくらいなので、yasuyukiさんは仕事に熱量や時間を割いてきたタイプかと思います。
例えば「出世」を考えるなら、「あの人はやってないから私もやりたく無い」なんて言わないですよね。むしろ仕事の陣地広がったぜ、同僚より俺の方が信頼されてるぜ、になるはずです。
でも、「早く帰る」ことを優先するなら、必死で追加業務から逃げます。「それは不平等ですよ!」と上司に指摘して業務の撤回or他の人に回すのは、ある意味「良い手」ともいえます。
理解しにくいかもしれませんが、女性部下の「スタート地点」がどこなのか、見極める必要があります。
というわけで、「管理職の宿命」に戻ります!
素直に平等性で対応しても、揚げ足を取られます。
だって仕事の配分を「全員が同じ量」にはできないし、職位や年次も考えたら同じ量にするほうが不公平と言われかねません。
だから別の手法でマネジメントしていく必要があります。
あなたの職位・職責はコレ、次にここを目指すなら期待値はコレ。あなたにとって仕事の位置付けはこうで、モチベーションはココなんだね。得意なこと・苦手なことはコレだね。
じゃあ希望する働き方やワークライフバランスを目指すためにも、XXは身につけたほうがいいし、**を積極的に任せたいんだけどどうかな。ありがとう。よろしくね。
…という、合意形成が必要になります。管理職はつらいよ。
「あの人はやってない(から、私もやりたくない!)」を、遠回しに潰す感じですね。理由として成り立たないようにする。
あと小技ですが、出社を頼んだ時はお菓子用意すると良いですよ。。。「うへえ〜〜〜」と思うかもしれないけど、効果抜群だから。。。
ほんと馬鹿らしくて申し訳ないんだけど、効果あるんだ。。。とくにベテラン女性ほど。。。
個別に渡すと面倒なので、個包装の良いお菓子を箱ごとチームの島に置いといて、「出社した人どうぞ〜」みたいな憩いのコーナー作るのがおすすめ。良い人の噂が立ちます。
踏ん張りましょう!これだけメンバーのこと考えてる上司なら、いい組織ができて平和になりますよ。