脂肪豊胸をうけたのですがしこりが心配です。樋口先生はしこりができないようにどのような工夫をしていらっしゃいますか？また、私は片胸300cc以上入ったみたいなのですが、何cc以上いれたらしこりになるとかはありますか？

ご質問ありがとうございます。 当院では、しこりを防ぐためにいくつかの重要な工夫を行っています。保存版です！ 脂肪注入豊胸では「しこりを防ぐための3つの要素」が非常に重要だと考えています。 ① 脂肪の質 ② 注入方法 ③ 注入量 ①脂肪の質に関しては、どこから脂肪を吸引するか（部位）、吸引の仕方、ベイザーの出力・照射時間やかけ方、吸引する量、さらには脂肪を遠心分離して不純物を除去し、より生着率の高い“コンデンスリッチファット”を作る工程では、回転数や時間など、その方の脂肪の質に合わせて非常に細かく調整しています。これは、当院独自の技術なので、他院ではできない技術です！ ②注入方法についても、“コールマンカニューレ”という専用の器具を使用し、「2.4mmのヌードルインジェクション」や「マルチレイヤーインジェクション」という技術を用いて、脂肪が偏らず、生着しやすいように丁寧に層ごとに注入しています。 ③注入量については、「どれだけ入れたらしこりになる」という単純な基準はありませんが、“その方のバストの許容量を超えない”ことがとても大切です。 許容量は、皮膚の伸び具合や弛み、もともとのバストの大きさ、骨格などを診て判断します。 一般的なクリニックでは、片側200〜250cc程度注入するところが多いですが、当院ではしっかり診察した上で、片側250〜300cc注入することもあります。もちろん、その方の状態に合っていることが前提です。 しこりが心配な方こそ、脂肪の取り方から注入技術まで一貫して丁寧に行っているクリニックで受けることがとても大切です。ご心配なことがあれば、遠慮なくご相談ください。