プラテンさんこんばんは。
プロフィール拝見し、最初の会社で病む→やめる→転職とありました。
既出でしたら申し訳ないのですが、プラテンさんは病んだあとどのような経緯で復活されたんですか?
少し自分の状況を説明させていただくと、今社会人2年目でいわゆる大手企業に属し、鬱状態で休職中です。以前は人と関係構築することが得意で、(自分で言うのもあれなんですが)大学時代は1年生の時からサークルを作って大会に出たり、ご縁があって芸能活動などもし、バイトのインターンでは新規開拓営業などもしておりました。
しかし新卒で入社した今の会社では最初の部署でセクハラ、異動した先でもお局からのパワハラなどが重なり、もう人と関わること自体が嫌になりました。
友達とも殆ど疎遠になり、毎週メンクリ通ってます…次の会社にいける自信がなく、転職も気分が乗りません。この先は人と関わる機会が少ない仕事がしたいなと思うようになり、今人生模索中です。
長々と気分を害してしまったらすみません。
自分のメンタルが弱いのも重々承知しております。お時間ある時にでもお返事いただけたら幸いです。
何卒宜しくお願いいたします。

プラテンさんさん
大変でしたよね...。きっとこの文章を送るのも勇気が必要だったはずで、質問してくれてありがとうございます。
私もいろいろ思い出して、回答までお時間いただきました。こちらこそ少し長くなりますが、少しでも参考になる部分があれば嬉しいです!
<学生時代〜就活>
私はもともと、大学時代はパリピというか…、大学デビューで浮かれて結構積極的に校内の活動に参加するタイプでした。社交性も今よりありました。
しかし、新卒の頃にブラック会社に入り、パワハラやセクハラを受けたことでかなり自信をなくしてしまいました。久々に会った友達からは、かなり保守的な人間になっていて驚いたと言われました。
なので、質問者さんのお気持ち、すごくわかります。
「この話、言っても大丈夫なのかな…」と不安になって、人前で発言できなくなるんですよね。「無能すぎて生きる価値がない」とさえ考えてしまっていました。
<休職:前半>
ここからは私が休職中の頃の話をします。
最初は無気力でどうしようもなかったんですが、元気が出るまでよく寝るようにしていました。お金がなく、あまり出かけたりはできなかったので、ニコ動やYouTubeを動画を見ていました。
少し元気が出てきたときに、本を読むようになりました。
養老孟司さんの『バカの壁』や、神田昌典、桜井章一、苫米地英人、ホリエモンの本など、ビジネス本や自己啓発本を読んでましたね。
ブックオフや大型の書店を回って、今、自分に必要な本を探してみると良いと思います。どんな本を買えばいいかわからない時は、今売れてるランキングから気になったものを買ってみても良いかもしれません。
新しい情報に触れると、新たな気づきを得ることができます。
<休職:後半>
その後は、イラストを描いてブログやTwitterで発表することをはじめました。見に来てくれた人がが反応してくれるのが嬉しかったです。その流れで、イラスト本を作ってコミケで売ったりもしました。Twitterで知って買いに来てくれるお客さんも結構いました。
結局、売れっ子にはなれず、結構本も余ってしまったのですが、すごくいい経験になりました。
なので、なんらかの創作活動をはじめてみるのも良いですし、ご自分の考えやヒストリーを書き出して、ネットで発表してみるのもいいんじゃないかなと思います。
ちゃんと見てくれる人や、自分の話を聞いてくれる人はいるんだ!と気づくことは、かなり自信につながると思います。
そうこうしているうちに、私もやりたい仕事が見つかりました。
休息期間に「仕事選びの重要性」を思い知ったので、次は働く人を元気にするような仕事がしたいと考えるようになりました。
そこからビジネス系のメディアに再就職して、編集者の仕事をした後に、現在の会社に転職してマーケティングの仕事をするようになりました。
人と関わるのが嫌になってしまう気持ちもわかります。
でも、世の中ガミガミ言ってくる怖い人ばかりじゃありません。
自分が伸び伸びと過ごせる環境もあります。
前職の苦しさが嘘みたいなオアシスのような職場もあります。
ヤバい人に遭遇した分、ヤバい人センサーは育っているはず。
次の転職活動では、なんらかの違和感を感じたら回避してください。
休職中とのことなので、大手の使える制度は使って、傷病手当とかももらいましょう。生活面で焦ると、退職→無理に次の仕事、と考えがちなので、ある程度の見通しが立ってると「休む」ことに集中できます。私の場合はベンチャーでの退職でしたが、失業保険なども申請して乗り切りました。大手だと休職も長めに調整できたり、福利厚生で使えるものもあるかもしれないので。
あとは、リモートワークの仕事探しから始めてみるのも良いと思います。
indeedや求人ボックスで「在宅」と入れると結構出てくるので、あまり対面の仕事をしたくない時は、そういった仕事を探してみてもいいかもしれません。今すぐ転職活動はしなくても、「こういう選択肢もあるのか」と知ってるだけで、全然気持ちが違います。
私ができる仕事なんてこの世に一つもない、と、私は一時期考えてたので...。そんなことなさそう、と思えるだけでも気持ちは違いますよ。
ゆっくりにはなると思いますが、本来の質問者さんの良さを少しずつでも発揮できることを願っています。勇気を出して質問を送ってくださり、ありがとうございました。