09月11日

質問者さん

名人にお聞きしたいのですが、住基及び附票の標準準拠システムへの移行については現行システム自体がJ-LISの改造仕様書に基づいて、連携仕様などが定義づけされているので、これをそのまま標準仕様書として、より細かく設定すれば住基の標準仕様はスムーズに終えることが出来たのではないかと思うのですがいかがでしょうか。

09月11日

高橋 広和/Hirokazu TAKAHASHI

高橋 広和/Hirokazu TAKAHASHIさん

個々の各業務の標準仕様書の策定方針については以下に記載があります。 地方公共団体の基幹業務システムの標準仕様における機能要件の標準の定め方について(2022年4月改訂) https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/c58162cb-92e5-4a43-9ad5-095b7c45100c/043c73cf/20220428_policies_local_governments_outline_02.pdf これによると以下のように記載があります。 (1)システム上、既に実装している機能については、パッケージ標準機能(複数の事業者が提供する複数のパッケージシステムが持つ機能を比較して標準と決めたものをいう。)を基準として、地方公共団体の基幹業務システムが実装している機能と、比較検討し、業務フローを参照しながら、最適な機能を、標準として定めることを基本とする。 (2) システム上、新たに実装する機能については、業務フローを参照しながら、地方公共団体や複数の事業者と協議 して、ベストプラクティスと見込まれる機能を標準とする。 この取り扱いに従ったものと思われますが、一方で国民健康保険については厚生労働省が作成している国保標準システムの仕様を基に標準書を作成するとした取り扱いもあり、そう考えればJ-LISの改造仕様書に基づく仕様作成をする選択肢もあったのではないかと思います。 ただ逆説的な話で、住民記録システムの検討は一番最初に実施されており、検討の進め方については他業務のロールモデルになるべきものから、いきなりこうしたイレギュラーな策定方法を取ることが難しかったものと想定されます。 検討経緯については、以下のページに詳細に記載されています。 自治体システム等標準化検討会(住民記録システム等標準化検討会) https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/jichitaishisutemu_hyojunka/index.html 進め方の基礎的な部分は2019年12月の第2回検討会にはある程度固まっています。 https://www.soumu.go.jp/main_content/000658845.pdf あくまで自分の推測ですので、詳細な経緯については実際の検討委員の方(庄司先生等)にお尋ねいただければと思います。

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高橋 広和/Hirokazu TAKAHASHI

高橋 広和/Hirokazu TAKAHASHI

名古屋市総務局デジタル改革推進課/システム標準化担当課長補佐/ツィート内容は全て個人の意見や感想等であり、所属する地方公共団体の公式見解ではありません/AWSちょっとだけ分かる。 共創PFに常駐しています。Facebookは余り見ません。Noteはたまに更新。 資格試験用垢 @techniczna2

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09月07日

共同ASPでの提供が困難なベンダーが一社だけおり単独ASP環境を当市の運用管理補助者に委託して作成予定です。 その場合、単独ASP用のAWSアカウントにはEC2以外に必要となるAWSリソースはないかなと想定しておりますが、これ必要じゃないかなどアドバイスいただけますと幸いです。 ・DBはRDSではなくEC2上に構築します ・小規模システムのためEC2は本番と検証で1個ずつ想定

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08月21日

単独利用方式の場合のrootアカウントは各自治体が保有している認識で合ってますでしょうか?

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08月13日

名古屋市と同様、ガバメントクラウド早期移行団体検証事業に採択された自治体の担当ベンダーで標準化移行対象業務の担当を行っている者です。 先般、標準化システムへの移行についてスケジュールが示されましたが、ガバメントクラウドへの接続回線が整備されたのがつい先日、標準化システムへデータ移行や切り替えの作業は期限とされる令和7年度末より1年以上前倒しの令和6年12月28日~令和7年1月5日と提示されました。 現行環境のハードウェア保守期限は限度一杯まで延長すればもう半年程度、令和7年夏までは可能のようですが、ガバクラは共同利用方式であるために使用している全団体(10団体前後)を一度に移行しなければならないと開発元より伺っております。開発元では勤務先のベンダー以上に先行する団体はなく、さらに年末年始では開発元は休業であるために支援も得られにくい状況、何よりも移行期間が短期間過ぎるために不安でたまりません。年末年始の旅行も勤務先から禁止されました。 そこで質問です。早期移行の予定が令和6年度末までであったとして、ベンダーがガバクラ移行をギブアップしてきたらどう対応しますか。

高橋 広和/Hirokazu TAKAHASHIさんが

最近答えた質問

20時間前

新しい総理大臣になったら、また子ども家庭庁の悲劇(標準化より法改正優先しろ事件)が引き起こされる気配ぷんぷんなのはワタシだけですかね・・・? 全国自治体、ベンダーの皆様に幸あらんことを

09月11日

名人にお聞きしたいのですが、住基及び附票の標準準拠システムへの移行については現行システム自体がJ-LISの改造仕様書に基づいて、連携仕様などが定義づけされているので、これをそのまま標準仕様書として、より細かく設定すれば住基の標準仕様はスムーズに終えることが出来たのではないかと思うのですがいかがでしょうか。

09月11日

バズりおめでとうございます。住民担当課の職員なので今さら遅いですが個人的には20業務を指定したのが全ての間違いで住基システムは他19業務に絡む根幹の基幹システムなので、2025に合わせるのは住基システムだけにしとけば、他19業務もスムーズに2025以降にシフト、リフトできたのかなーと思っているんですがいかがですか。