標準化に関することではないですが、名古屋市の庁内公募制度に興味があり質問します。
庁内公募で、部署側、職員側はどのような手続きをするようになるのでしょうか。
イメージだと職員が作文とかして応募するイメージですけど選考フローがどのような感じかなど、言える範囲で教えていただけると助かります。
あと、制度を使って異動したあとはその部署から最低何年は通常の人事で異動しないなどはあるのでしょうか。行ってからやっぱり違ったとなったときとかどうするのか気になりました。
よろしくお願いします。
人事の事ですので分からない部分もありますけど、一職員として分かる範囲でお答えしますね。
まず、公募する側の所属がA4ペラ1でアピール資料を作成し、人事担当課に提出します。
資料には公募の背景(業務内容や新規プロジェクトであればその説明)、対象の職員(課長級なのか課長補佐級なのか主事なのか技師なのか等)、公募人数、従事する事になる業務の内容、求める人材像や前提となる資格や望ましい業務経験等が記載されます。
そして、秋ごろに庁内のイントラで全職員にその内容が公表されます。毎年数十の公募案件があります。
職員はそれを見て、希望にマッチするものがあれば公募に申し込みを行います。なお、前回異動後2年未満の職員は通常の人事異動フローにおいても異動対象ではなく、公募も申し込むことができません。
その後、選考が行われます。選考は大多数は面接で、稀に小論文を求めるものがあります。筆記は見たことがありません。
選考方法の選定や基準がどうなっているかは良く分かりませんが、恐らく公募する所属が決めているのだと思われます。
その後、選考の結果が冬に本人に知らされます。
公募制度利用後の異動は特に通常の人事異動と変わりありません。
実情として、公募で異動したけどやっぱり違ったみたいなことは当然ありうることだと思います。
そうした場合、通常の人事のフローにおいて年2回、職務状況の申告として所属長と個別に話す機会がありますので、その中で所属長がくみ取り、判断する流れになると思います。
異動はしないけど担当を変えるとか、イレギュラーだけど1年で異動させるとか、まあ色んな対応がありうると思います。
こうしたアンマッチは双方にとって不幸なことになりますので、冒頭説明しましたアピール資料をどう作りこむかがポイントですね。
オフィシャルサイトの方も参考にご覧ください。
https://www.recruit.city.nagoya.jp/system/