自分は何者でもないのに、夫や彼氏のスペック(年収、学歴)を自己の価値に変換する女性が一定数存在するのでしょうか？ 逆に男性で美人と結婚した俺最高！ってなる人は少ない気がします。

女性がキャリアなどで自己実現できない強い家父長制の世界観を想像してください。この世界観だと、女性としてのアイデンティティはどんな男に嫁げるかで基本的に規定されてしまうので、夫の社会的成功などを自分のものと同じとして捉えるのはごく自然だと思います。そして、時代は変わりつつあるとはいえ、未だに我々は家父長制ベースの価値観・制度の世の中に生きているので、多くの女性がこのように考えるのは全く不思議ではないと思います。 派生的な話として、夫が強オスだと広く示すことで、弱オスに絡まれないようにするという効果もありますね