社会人2年目男性です。同期に4回目のデートで告白をしましたが振られてしまいました。
デートだと思っていたのは自分だけで、相手としては友達とのただのお出かけであり、仕事とプライベートは区別したいため職場の人間と付き合うつもりはないそうです。
・非常に辛く、もっと違うアプローチ等を取っていたら、うまくいっていたのでは?という思い
・恋愛は自分で完結しない(=完全にコントローラブルではない)事象にも思われるので、今回のことについて一定の振り返り後は、スパッと切り替えたいとの思い
・恋愛にコントローラブルか否かは関係ない。スパッと気持ちを切り替えようとするのはつらい気持ちから逃げているだけでは、という思い
という上記3つの思いが混在しています。
今回の件及び今後の参考にさせて頂きたいのですが、
ネルさんのおっしゃるコントローラブルか否かというのは、恋愛・対人関係等においてはどのように適用されるのでしょうか?(例えば、恋愛などは結局は他人が絡む以上、どうしようもなくコントロールの余地がない部分もあり、一定の振り返りは必要だが、いつまでも考え続けてもどうしようもないなど?)
ネルさん
ご質問ありがとうございます。
他人の行動はコントローラブルではないので、気にしても仕方がないと思っています。
簡単な回答になりますので、Tipsはお返しします。
例外があるとしたら、チームで何かをするときです。せっかくですので、この論点について補足します。
スポーツにせよ仕事にせよ、チームで成果を出す必要がある場合は、他人を動かさなければなりません。元来コントローラブルではない他人を、無理やりコントロールしようとするわけですから、非常に大きな労力がかかります。それにも関わらず、他人を動かさないといけないのは、1人でできることに限度があるからです。サッカーや野球は1人ではできませんし、大部分の仕事もそうです。
他人に依頼する際に、私が大切にしているのは、遠慮を理由にしないことです。他人を動かそうとしない人が良く使う言い訳に、「遠慮してしまってできない」というものがあります。これは嘘だと思っています。他人に頼みごとをすれば、小言の1つや2つは言われますし、頭を下げないといけないこともあるでしょう。要するに、誰もやりたくないわけです。誰もやりたくないことをやらない理由に、遠慮とかいう綺麗な言葉を使おうとするのは、不誠実だと思っています。
もっとも、かつては私自身も、遠慮を理由として、他人に依頼するのを嫌がっていました。しかし、他人を動かさざるを得ない場面を何度か経験して、要するに誰もやりたくないのだ、ということが分かってきました。今では、適切な遠慮のなさというのは、仕事を進めるうえで重要なスキルだと考えています。まだまだ身についているとは思いませんが、きちんと意識して、スキルとして改善していこうと考えています。