初めてご質問させていただきます。
よろしくお願いいたします。
質問内容としては、「カバレッジに配属予定の24卒が読むべきM&A関連の知識を養える本は何か」というものになります。
24卒の投資銀行のカバレッジ部署に入社予定なのですが、入社後はM&A案件に積極的に関わりたいと考えております。その上で基礎的なものから応用まで含めてどのような本を読んでおくべきか、ぜひお伺いしたく存じます。
・コーポレートファイナンス戦略と実践
・M&Aバリュエーション
・バリュエーションの教科書
上記3冊は所持しております。
お忙しい中恐縮ではありますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

ネルさん
回答の仕方に悩みましたが、以下の論点でお答えします。
1 読むべき本はない
2 学生生活について
3 本を読みたい場合
1 読むべき本はない
まず、私は本を読むべきだと思っていないので、読むべき本は提示できません。そもそも、実務経験がない人が実務書を読んでも、全然頭に入ってこないと思います。
勉強をしたいのであれば、プレスリリースを読むとか、英語の勉強をするとか、PCスキルを高めておくとか、そっちのほうが有意義な気がしますね。株式投資もおすすめです。市場に触れておくことはIBDでも役に立つのですが、証券会社に入ると一切できなくなります。
2 学生生活について
個人的には、学生生活は、勉学・就活・課外活動の3要素からなると考えています。どの要素を軽視しても、卒業後に後悔する可能性があります。
志望業界から内定を獲得できているのであれば、就活の要素で後悔をする可能性は低いでしょう。そのため、残りの学生生活は、勉学と課外活動の面で後悔しないような時間の使い方をしたほうが良いと思います。
3 本を読みたい場合
それらを踏まえてなお、本を読みたいという場合は、勉強ではなく娯楽という前提で、読書をするとよいと思います。本の紹介はほかでも求められているので、別途まとめます。
例示していただいた本を読んでもよいと思いますが、バリュエーションの勉強をしたいのなら、読書をするよりも、実際にモデルを組んでみたほうが良いと思います。