ぱぴこさん、こんにちは。Microsoft365自腹事務員です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ぱぴこさんのおかげで東京に出てきてはや一ヶ月半となりました。東京の冬はとても乾燥していますね。
以前おすすめされていた象印の加湿器を購入しました。地元では加湿器いらずだったため、空っ風に吹かれるたびに東京に来たのだなぁ、とじんわり喜びを噛み締めています。
さて、本日はキャリアについてお伺いしたいことがあります。
⒈外様のマネージャーとして心がけること
2.技術者とのコミュニケーションにおいて気をつけること
3.自分より技術もあり仕事ができるが、自分より賃金が低い方と接する際に感じる気まずさをどう処理していくか
について、ご意見をいただけないでしょうか。
私は技術者を束ねるマネージャー的役割を期待されて雇っていただきました。ですが、職場には私よりずっと技術的知識が広く深い方がたくさんいらっしゃいます。
上司に雇用理由を聞いたところ、「私の明るさとコミュニケーション能力を買った」と言われました。
性格が内省的なため自覚はなかったのですが、私はサービス精神が旺盛で明るく、人の役に立つことを至上の喜びとする性格なのだそうです(友人談)。
私自身の力不足を補うため勉強するのはもちろんなのですが……
ぱぴこさんおすすめの御本は、いま読み進めております。ビジネス・ゲームは私の教科書です!
ぱぴこさんは外様のマネージャーから始められたとおっしゃられていたかと存じます。マネージャー初心者に向けてアドバイスなどいただけましたら幸いです。
追伸1.伊勢丹の栗きんとん、次のお正月に買ってみます!
追伸2.議事録を取るのが人生初です。下手すぎてつらいです。とりあえずタイピング速度を上げるべく練習を始めました。議事録を取るコツなどありましたらご教示ください……やはり数をこなし、上司に赤を入れられる経験を多く積むのが最も効果的でしょうか?
お~~~さっそく新生活を…。今年の乾燥はよりキツいですわ。象印は最高です。さて、いい感じにキャリアアップした結果の悩みっでいいですね!!!誤字脱字がすごかったので再編集投下。
外様のマネージャーとして新しい環境に入る時は大きく以下を気にするべきかなって思います。
①「信頼関係」を優先する
技術力や経験値で周囲をリードするのが難しいと感じる場合でも、とにかくコミュニケーション!ただ雑談するわけではなく、人の話をきく、自分の話をする、また中途&東京に出てきたばかりの心細さを吐露するのもいいですね。まずはコミュニティに飛び込むっていうことが超大事です。1on1が明示的にある会社かはわからないですが、最初のタイミングでCV出してもらって1on1、強み・弱み、期待値、みたいなことをすり合わせるのは地味に大事です。
②自分の強みを活かす
①をやりすぎると舐められる…ということはあるので、強みは存分に発揮しましょう。マネージャーは「場を整える」役割が求められることが多いです。メンバーがスムーズに働ける環境を整えるために、積極的にコミュニケーションをとり、ハブになることを意識しましょう。これは自分の上司の期待値でもあると思います。
③なんとなく「できる」を示す
②にもつながりますが手っ取りばやいのは「なんかできる」を示すことで、自分のフォロワーを増やす、あの人ちゃんとやってくれるよって思われるって感じですね…。技術で殴る!!!とかではないと思うので、ハブになるとか、チームビルドのところが大事なのかな?と思います。
◆技術者とのコミュニケーションで気をつけること
①難易度判定と優先度をすり合わせる
私が比較的技術より出身なのでわからない部分でもあるのですが、事業部側とか今はやりのDXとかでめっちゃ感じるのは技術軽視というか「わかってねぇのに簡単に言ってくれるなよ」みたいな人って多いってコト…!?ってことです。主に最近のDXはデータの話によるのでこう…データレイク設計の話からただのBIダッシュボードいじり屋さんまで「データ」を名乗っており、???ってなることが多い。で、この辺の基本的な構造と成り立ちをわかっていないで話すと技術者はだいたいキレます。まぁ誰でもそうだが…。
例えば「データダッシュボード作りたい!すぐできるでしょ(クレンジングが一番めんどいんだわ)」「え、こんなのちゃちゃっとできるのでは?(お前がやれよ)」みたいなやつです。やめてください。やらないと思うのですが…。
②「なぜ」を提示する
技術者は問題解決やロジカルな思考を重視します。何かを依頼するときや意見を求めるときには、「なぜそれが必要か」を具体的に伝えると、納得感を得やすくなります。たとえば、「この変更がクライアントにどんな影響を与えるか」などの背景情報を共有しましょう。
③「わからない」を正直に伝える
技術的な内容がわからないときに無理に理解したふりをするのは逆効果です。「そこはまだよくわからないので教えてください」と率直に伝えることで、技術者からの信頼を得る、あとは基本的なマニュアルに目を通してくる、技術のあたりをつける的なことができてくるといいんじゃないでしょうか。
◆賃金格差の気まずさへの対処法
こればっかりはね、役割と期待値と値段の付き方の違いなので、変に委縮するなって話です。「変に委縮するな代」=責任を負う量に対するお賃金です。私がいた外資ITだと中途のが値段が高いってザラで、プロパーで昇給するより転職者の方が高い、かつ転職者のがプロパー側より製品技術力や知識が低いってよくある話なんすよね。まぁ、実際ワークせずにいなくなる人も多いですが「外を知っている、別の場所の経験」って信じられないほど仕事に役立つことが多くて、その経験値の値段って思うと確かにトントンかもな~って感じることが最近増えました。適度な相対化と客観視のファクトとして「外の経験」が活きることは結構あります。
◆議事録の取り方
コンサバにマジで超実践的に書いてあるので参考にしてください。
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基本的に以下を意識して、最初は録音とか文字起こしツールを併用しながらざざっと取って推敲するのがよいかと。
上司に赤入れは明示的に依頼するといいと思います。数こなしつつレビューしてもらってサイクル高速で回すしかないしね!
決定事項(何が決まったか)
アクションアイテム(誰が、何を、いつまでにやるか)
未解決事項や次回の議題
テンプレートを用意する:
日時・参加者
議題
決定事項
ToDo
次回の予定
利用資料
内容
少なくともこのテンプレに書けることは絶対聞き逃さない…という意識を持つとたぶん取りやすくなると思います。タイピング練習はいいと思いますよ!!!基礎力大事。いくらツールがあるといっても、取れるにこしたことないっつーか。
というわけで色々悩みが具体的なこともあり、ハードながらもよい環境にいるのでは!?と思います。引き続き頑張ってくださいね!