ぱぴこさん、こんにちは。
先日は質問に回答いただきありがとうございました。
ぱぴこさんからいただいた【「わからないことを聞いても大丈夫」という雰囲気づくり】、確かに私も新入社員の頃、質問オープンな上司に安心してコミュニケーションできたな、とハッと思い出して、OJTの際には常に心掛けています。ありがとうございます。
ここからは相談させていただきたいことなのですが…
質問する心理的なハードルを下げるために、「困ったら何でも聞いてね!」を私はどうやらやりすぎてしまったようです。
文字通り困ったら質問する、例えば初歩的なWord等の使い方も自分で調べず直ぐに質問してくる、というような状況が定着しつつあります…
すぐ答えを求める傾向(性格)があるのか、石橋を叩かずやってみて良いような所でも絶対に叩く(=私に質問する、確認依頼する)ような感じです。
自分で考えてから私に確認をしてくるというよりは、【困った!→質問!】となっています。
できれば自分で考える・調べるというワンクッションを経てから質問をして欲しいのが本音です。
ですが、それを指摘した結果萎縮してしまい、極端に全く質問しなくなる…という最悪な事態になったらどうしよう?と思ってしまい、今の状況のままにしてしまっています。
教育って難しいんだな…と痛感しています。
ぱぴこさんは今まで色々な方を指導してきてらっしゃると思いますが、もし似たようなケースがあれば共有いただけたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いします。
ぱぴこさん
おつです!いましたよ!最近見ましたね!その手のポンコツ!
>困ったら何でも聞いてね!」を私はどうやらやりすぎてしまったようです。
これはあるあるですね。全部個別に聞いてくる、頭を一切使わない、「てめぇ目の前にPCあるだろうがぐぐれカス」みたいなやつですね。あるある。
処方としては、はっきり言う、しかないですね。
ただ最初はトーンは詰めではなく「質問ができるようになったのはよいことですね。次のステップに進みましょう」みたいに、とりあえずできたことは褒めておいて、「でもそのままじゃだめだよ」をはっきりさわやかにお伝えしていくことが必要です。てめぇこっちに手間をかけさせんな、てめぇのは丁寧じゃなくて怠惰なんだよクソボケカスを優しく伝え、無理なら出力を上げていく…ってイメージです。
また、このタイミングで仕事の全体像をお伝えするといいかも?要は全体が見えてない人って個別の正解にやたらこだわるから「そうじゃなくて…」ってことが無限に発生するんですよね。
質問と仕事の進め方をとってみても、1~2がするって行ける人と、2で詰まるひとが優秀層とそうじゃない層の分かれ目だと私は思っているのですが、2を超えれれない層というのが一定います。悲しいことですが。
1. 自分でかかえず質問をすること
2. 自分なりの仮説をもって持ってくること ★
3. 自分なりの仮説と自分の中の結論を持ってくること
4. 簡単なレビューのみで自分で実行できるようになること
で、2をどう「まぁいいか」レベルで装着できるかが分かれ道なので、仕事の流れと質問の仕方を網羅的に伝えてみてやってみてみればいいのでは。
2にも段階があって、「10分調べる、調べた内容をサマる」「結論と困っている部分を適切にインプットする」「個別ではなくオープンチャットなどで質問する(誰かが拾ってくれる)」とかいくつかパターンがあり、判断して自走してくれるのが目標なので、その辺をお伝えしつつ、PDCAで回すのがいいかなぁと思います。
正直「すぐ答えを求める傾向(性格)があるのか、石橋を叩かずやってみて良いような所でも絶対に叩く(=私に質問する、確認依頼する)ような感じです。」って人の指導は面倒なので、ある一定の「ヤバさ」があるのであれば、全部のログを取っておいて最悪自分の指導工数下げるなりを上司に相談したほうがいいとおもいまーす!