podcast拝聴しました。
USMHや、H2Oリテイリングなどが、
傘下小売共同でStailerを導入する可能性もあると思っているのですが、
その場合は個別のアプリケーションを複数用意するのか、共同のアプリケーションを提供するのかどちらなんでしょうか?
(そもそもありえない話なのかもしれないですが、共通のEDIなどを使っていると聞いたことがあり、
もしかしたら可能なのでは、と思っています。)
上記に関連して、一定エリアかつ、物流拠点などが共通しているのであれば、
配送料の問題をクリアでき、アグリゲート可能なのではとも思ったのですが、
現実的ではないのでしょうか?
Stailer利用企業を全てアグリゲートすることは難しいと理解しています。
(北海道の小売から東京の生活者が購入するのは配送料的に現実的ではない)

yamotty_qaさん
これは半業界人ですね笑 お詳しい。
今のところおっしゃるような導入例は発生していませんが、ホールディングス傘下の小売を一つのタッチポイントで束ねるというニーズはありうるとは思います。その際の10Xの振る舞いとしては、小売にとって良い戦略を実行できる手段の提供は何か、を検討するだろうと考えています。
たとえば傘下企業のエンドユーザーに対するValue Propが全く違う企業群だった場合、束ねて「XXX HD ネット」みたいなアグリゲートサービスを作ったとしてもエンドユーザーから見ると「これは自分がいつも使っている店舗のサービスだ」と思えず利用開始や定着が難しくなる可能性もあります。オムニ7はこれに近い構造で作られたアグリゲートサービスですが、クローズが発表されました。
小売にとって良い戦略とは、「エンドユーザーから極めて明確なユースケースで想起される」ことを満たす戦略である必要がありますので、アグリゲートによる曖昧さとの格闘は一つテーマとなると思います。