知り合いが反ワクチンになってしまいました
ワクチン接種の後リウマチを発症してしまい、それがきっかけになったようでした
ワクチン接種は好きにすればいいと思っていましたが、シェディングを信じるところまで行ってしまい、残念ながら絶縁となってしまいました
その知り合いの言うことには自身のリウマチ発症は「ワクチン接種が引き金になった」と主治医が仰ったそうです
そのお医者さんはきちんとしたリウマチ専門医の方ですし、その病院ではワクチン接種も行っています
リウマチ発症のきっかけを断言するようなことを仰るということはあり得るのでしょうか?
せいぜい「そういう可能性もある」程度のことしか言わないというか言えないのでは?と思うのですが
偶然同じ頃に私もリウマチを発症してしまい(おそらくそのこともワクチンで発症という考えを補強してしまったのだと思います)、主治医は違いますがその知り合いと同じ病院に通っています
お医者さんがそんなに気軽に発症のきっかけを断言してしまうのでしたら治療費も大変ですし国に補償求めちゃおうかなと考えてしまいます
はぎーどら(huggy.dora)さん
わたしたちの診療科でも、ワクチン接種とリウマチ性疾患の発症が時系列的に繋がっていたために、ワクチン接種とリウマチ性疾患の発症に「関係がある」とご説明した患者さんは何名かいらっしゃいました。ただ、リウマチ性疾患の発症までには多くの段階があり、それは例えて言えば「コップの縁まで水が入っているところに最後の水が注ぎ込まれて溢れ出した」ようなもので、その「最後の水」を発症の原因・引き金とするのは御指摘のようにやや言い過ぎかとは感じますが、医師の説明が「医師の意図通り」に受け止められることは稀なので、ここはなんとも言い難いところです。
さらに、ワクチンの副反応を経験された方がご自身・周囲のワクチン接種に対してどのような態度をとられるかも様々で、狭い観察の範囲内ですが「反ワクチン」の方向に振り切れてしまう方はごく一部のように思います。
いくら低い確率であっても、接種するほうがしないよりもメリットが大きいと頭で理解できていても、その稀な副反応が「自分に」起きたときにどうするか。しかも時系列的なつながりから、因果関係があるかのように誤認(科学的には誤認ですが、生活上の実感としては無理もない受け止めかた)させるタイミングでワクチンが接種されていたらどう振る舞うか。
これらにもその人なりの個性があり、医療や社会にどのような観念を持っているかによっても異なるのではないでしょうか。