05月07日

質問者さん

知り合いが反ワクチンになってしまいました ワクチン接種の後リウマチを発症してしまい、それがきっかけになったようでした ワクチン接種は好きにすればいいと思っていましたが、シェディングを信じるところまで行ってしまい、残念ながら絶縁となってしまいました その知り合いの言うことには自身のリウマチ発症は「ワクチン接種が引き金になった」と主治医が仰ったそうです  そのお医者さんはきちんとしたリウマチ専門医の方ですし、その病院ではワクチン接種も行っています リウマチ発症のきっかけを断言するようなことを仰るということはあり得るのでしょうか? せいぜい「そういう可能性もある」程度のことしか言わないというか言えないのでは?と思うのですが 偶然同じ頃に私もリウマチを発症してしまい(おそらくそのこともワクチンで発症という考えを補強してしまったのだと思います)、主治医は違いますがその知り合いと同じ病院に通っています お医者さんがそんなに気軽に発症のきっかけを断言してしまうのでしたら治療費も大変ですし国に補償求めちゃおうかなと考えてしまいます

05月12日

はぎーどら(huggy.dora)

はぎーどら(huggy.dora)さん

わたしたちの診療科でも、ワクチン接種とリウマチ性疾患の発症が時系列的に繋がっていたために、ワクチン接種とリウマチ性疾患の発症に「関係がある」とご説明した患者さんは何名かいらっしゃいました。ただ、リウマチ性疾患の発症までには多くの段階があり、それは例えて言えば「コップの縁まで水が入っているところに最後の水が注ぎ込まれて溢れ出した」ようなもので、その「最後の水」を発症の原因・引き金とするのは御指摘のようにやや言い過ぎかとは感じますが、医師の説明が「医師の意図通り」に受け止められることは稀なので、ここはなんとも言い難いところです。 さらに、ワクチンの副反応を経験された方がご自身・周囲のワクチン接種に対してどのような態度をとられるかも様々で、狭い観察の範囲内ですが「反ワクチン」の方向に振り切れてしまう方はごく一部のように思います。 いくら低い確率であっても、接種するほうがしないよりもメリットが大きいと頭で理解できていても、その稀な副反応が「自分に」起きたときにどうするか。しかも時系列的なつながりから、因果関係があるかのように誤認(科学的には誤認ですが、生活上の実感としては無理もない受け止めかた)させるタイミングでワクチンが接種されていたらどう振る舞うか。 これらにもその人なりの個性があり、医療や社会にどのような観念を持っているかによっても異なるのではないでしょうか。

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はぎーどら(huggy.dora)

はぎーどら(huggy.dora)

かつて、いにしえのSNS・Twitter上の「医ンフルエンサー」だった、らしい。今ではただの呪骸(残機1)。膠原病・リウマチ性疾患にチョトダケ詳しい。

個別の医療相談・受診希望の質問(Query)には応じかねますのでご了承下さい。もっとこう、ふわっとしたやつならOKかも。

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05月19日

続き質問

丁寧にお答えいただきありがとうございます 正直コロナワクチンとリウマチ発症は全く関係ないとお答えになるのではと思っていたのですが私の思っていたイメージ(コップの水があふれる最後の一滴)と近いご回答だったので正直意外でした 私自身はもし接種前に戻れるとしてもやっぱり接種はすると思います きっとコロナ感染でもコップの水はあふれていたのでしょうし(幸い未感染です)その他リスクを考えると接種しない選択肢はありません 知己の口から「コロナバブル」などという言葉を聞くのは虚構が現実に入り込んできたような不気味な経験でした 今後もワクチンは接種するつもりだと伝えた時に睨まれたのも未だに現実だったのか信じられません 心配なのはその知り合いがワクチンの危険性を周囲の人に広めなくてはならないと思っていることです 週刊誌の記事を読み込んで理論武装していて、私には「自分は医学的知識のないただの素人なのでせめてシェディングのことだけでも担当の医師に一度相談してほしい」と最後に言うことしかできませんでした 先生の経験からはそれでもあちら側に行ってしまう人はごく一部ということでしょうか もう私にはどうしようもないのですがお医者さんに相談してくれるのを祈るだけです

はぎーどら(huggy.dora)さんが

最近答えた質問

10月30日

これはハギー先生にお伝えせねば! 其の二 https://x.com/maruyamatoubou/status/1843848462745698461

10月30日

私、総診→リウマチ科に転向したてのペーパードクターです。 先生は、患者さん、とくによくわからない病態の時に、このへんの免疫がおかしそうというものがわかるのでしょうか?→以前にそのようなことをおっしゃっていたような気がしたので、、 またそれは、どんなトレーニングや経験をつむとそのような高みに近づけるのでしょうか?

10月30日

先生、こんなツアーがあるそうです!! 「変な飲み物を飲む会」 https://note.com/manianananika/n/nd0d50e65a420 むしろ先生は主催する側でしょうか(笑