dir6年目です。スケジュール・予算ともにタイトな運用案件をやっており短期間で沢山のキャンペーンサイトを作ってはリリースしています。
そんな状況のため制作メンバーのケアレスミスが多いです。もちろん自分が確認する責任はありますが、なんでこんなところに、、という誤字や、構成にないミスに気づけない時もあり、その責任が全部自分に来て辛いです。(営業もWチェックしますが気づかない)
デザイナー、エンジニアは外注ですが、リソースがないため、納品までの社内のWチェック体制はないようです。自分が確認を頑張るしかないのですが、こういった時どう進めていますか?

金子 大地 / Webディレクターさん
ご質問ありがとうございます!
非常に大変な状況であること、お察しいたします。
私は誤字やミスの発生はある程度は仕方ないが、それを常態化させてはいけないと思っています。
別の表現、且つ少し強い言い方をすると、ディレクターは周りにナメられてはいけないと思っています。なぜならそうしないと最前線に立つディレクターにばかり責任が集まってくるからです。
私たちの仕事はデザイナーやエンジニアの尻拭いではありませんからね。
ゆえに私が大事だと思っているのは「誤字やミスを当たり前だと思わせない環境づくり」です。具体的には、たとえ些細なミスでもこちら側で巻き取らず、責任のあるデザイナーやエンジニアに対応してもらっています。
自分の仕事に欠陥や不足があることを自覚してもらうためには、その都度伝えて直してもらうしかありません。
「このディレクター細かいな」「これくらい巻き取ってくれよ」と思われたとしても、誤字やミスが常態化するよりは遥かにマシです。
そしてここには相手への誠心誠意の感謝と配慮が欠かせません。デザイナーやエンジニアになるべく気持ちよく対応してもらうためにも、お礼の言葉を伝えること、明解な指示出しなどはディレクターの責務だと思っています。
ミスを生まない緊張感のある環境づくりと相手への感謝や配慮、この2つのバランスが重要です。