2023年10月23日

質問者さん

一時期、プログラミングスクールが乱立し、異業種から、未経験でスクールに通いエンジニア転職する人がたくさんいました。あれから、3年くらい経ったと思いますが、久松さんの体感として、今でもエンジニアの仕事を続けている人はどれくらいいますか?

2023年10月23日

久松剛 レンタルEM

久松剛 レンタルEMさん

ご質問ありがとうございます。 どこにもn数がないお話なので私の観測範囲などになりますが予めご了承ください。 結論として居なくはないですが、生き残りの条件はあるようです。 プログラミングスクールのピークの始まりは2018年にあります。 それ以前もテックアカデミーなどありましたが、2017年より前は「お金を払ってまでプログラマになるなんて素晴らしい心がけだ」と高評価から始まることがありました。 特に学生時代にこれらのスクールに行った人は、当時25万円程度でしたが自社サービスに円滑に就職し、 その後転職して良いところに入社しています。 2018年以後ですが、まずスクールによってマインドセットや入社先が変わります。 人材紹介の機能を持ち、メンターが充実している企業としてはRUNTEQがありますが 総じて「面接に来た候補者とのコミュニケーションが非常に良い」「入社後のオンボーディングもスムーズ」という評価が聞こえることが多く、 ここのOBは情報収集する限りは活躍傾向にあります。 42TokyoやTechAcademyなども活躍する人材の話を耳にします。 いずれも傾向として ・コミュニケーションがとれる ・前職が営業であり、Bizに対する会話もできる ・前職と事業ドメインが近いサービスに関わっている というような条件があると活躍するようです。 年収もしっかり一社で伸びている話もありました。 X界隈で有名な大手スクールは人数は多いものの、ある程度年数が経過するとどこのスクール出身か言わなくなる傾向があり、実態は不明です。 短期離職するケースも聞きますが、絶対数が少ないので悪目立ちをしている可能性も高いです。 未経験からフリーランスを目指し、一社目を短期離職してフリーランスになる方についても居られますが、 うまくいっているほど口をつぐんでいるように思われます。 「朝会や夕会に来ない」「GitHubへのコミットが妙に少ない」といった短期退場として悪目立ちしている可能性があると捉えています。

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久松剛 レンタルEM

久松剛 レンタルEM

博士(慶應SFC、IT)/合同会社エンジニアリングマネージメント社長/スタートアップ、ベンチャー、日系大手まで複数でレンタルEM・開発組織コンサル/IT怪談師/サポーターズ エバンジェリスト/アカリク顧問/STARMINE顧問/香川県/R.N.宇宙思考士

ITエンジニア界隈のことや、キャリアのことなど質問を受け付けます。人事や人材業界の方もお気軽にどうぞ。 頂いたご質問について、YouTubeやnoteなどでも取り上げる場合がございますので予めご了承ください。個別の相談にはMeetyもあります。

久松剛 レンタルEMさんが

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01月10日

ISMSの実務経験や、情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)の資格取得は、転職市場で需要がありますか? 私は47歳のSEで100名規模のシステム会社に勤務してます。先日、社内でISMS担当メンバーにアサインされました。資格取得は上司から薦められました。また、取引先の大企業から発注時に情報セキュリティの取り組みを求められることも増えていて、一定の需要はあるのかなと個人的には思います。 正直いまは貧乏くじ引いたような消極的な気持ちなのですが、将来転職で役に立つのであればもっと気合を入れて頑張ろうかと考えています。

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09月15日

開発の内製化が起きている理由には何があるのでしょうか?会社に聞いたところ人件費の圧縮と言われましたが、弊社の内製開発にはコンサルや開発の専門化みたいな人間がおらず、非常に品質の低い開発が行われています。開発者は事業を理解しないまま社内受託の形式で言われたものを作っているだけの状態です。これであればコンサルティングから入り、事業を理解したうえで要件定義から入れるSIerに外注したものが間違いなく良いものが出来るでしょうし、売り上げも出る気がするので不思議です。 それに社内受託の形式をとると開発と会社の間に受発注の関係が生まれ、SIerの開発構造と変わらないので、利点と言われる速度感も出ません。勿論Googleの様にスペシャリストを集めた企業や、開発者が全部やっているような小さな会社、大企業でも開発部門内で完全完結するようなものはまた別ですが、そこらへんの一般企業が見様見真似でやっても上手くいかないのではないかと感じています。

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09月10日

最近、Web系での内製開発を辞めて、SIerに戻ることや、メーカー系に行くなどで、ある程度まともな開発ができそうなところを考えていますが、同じような考えを持つ人はどれくらいいるでしょうか?

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01月10日

ISMSの実務経験や、情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)の資格取得は、転職市場で需要がありますか? 私は47歳のSEで100名規模のシステム会社に勤務してます。先日、社内でISMS担当メンバーにアサインされました。資格取得は上司から薦められました。また、取引先の大企業から発注時に情報セキュリティの取り組みを求められることも増えていて、一定の需要はあるのかなと個人的には思います。 正直いまは貧乏くじ引いたような消極的な気持ちなのですが、将来転職で役に立つのであればもっと気合を入れて頑張ろうかと考えています。

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09月15日

開発の内製化が起きている理由には何があるのでしょうか?会社に聞いたところ人件費の圧縮と言われましたが、弊社の内製開発にはコンサルや開発の専門化みたいな人間がおらず、非常に品質の低い開発が行われています。開発者は事業を理解しないまま社内受託の形式で言われたものを作っているだけの状態です。これであればコンサルティングから入り、事業を理解したうえで要件定義から入れるSIerに外注したものが間違いなく良いものが出来るでしょうし、売り上げも出る気がするので不思議です。 それに社内受託の形式をとると開発と会社の間に受発注の関係が生まれ、SIerの開発構造と変わらないので、利点と言われる速度感も出ません。勿論Googleの様にスペシャリストを集めた企業や、開発者が全部やっているような小さな会社、大企業でも開発部門内で完全完結するようなものはまた別ですが、そこらへんの一般企業が見様見真似でやっても上手くいかないのではないかと感じています。

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09月10日

最近、Web系での内製開発を辞めて、SIerに戻ることや、メーカー系に行くなどで、ある程度まともな開発ができそうなところを考えていますが、同じような考えを持つ人はどれくらいいるでしょうか?