ぱぴこさん、こんにちは!
以前業務過多・上司のパワハラで適応障害になったが、上司を譴責処分にし、未払いだった残業代も全額回収したものです!笑
今日は仕事へのスタンスについて相談したく、メールをお送りいたしました。
私は建築業でオフィス移転などの際のプロジェクトマネジメントを主な仕事としています。
私の仕事は、0から1を作るだけでなく、数多くの関係者と連携し、細かい調整を重ねて「100までやり切ってプロジェクトを完結させる」ことです。
今、ある上司との関係で非常に憤りを感じています。その上司は、実務者である私に一切の相談もなく勝手に案件を受けてきます。しかも、自分は実務には一切関わらず、現場へのフォローや取りまとめ等をすべて私に丸投げする状態です。
上司本人もプレイングマネージャーなのでプロジェクトマネジメント業務をしていますが、一定の水準まで進めたら、あとは他の人に丸投げという印象で、仕事に対しての向き合い方が違うな…と思っています。
特にお聞きしたいのは、
①100まで仕事を持って行き、プロジェクトを完結させることができる人は少ないのか?
②実務者へのリスペクトを欠いた指示にどう折り合いをつければいいのか?
の、2点です。
前職でも同じような状況で業務が集中してしまい適応障害になり半年間休職しており、「もしかしてプロジェクトを完結させることができる人って少ないのかも?」と自分の中ではぼんやり思っています…
プロジェクトマネージャーとしてプライドを持って仕事をしているからこそ、この「実務への冒涜」が許せません。何か心を保つアドバイスや、スマートな対処法があれば教えてください。
寒い日が続いておりますので、くれぐれもご自愛ください。

ぱぴこさん
その件はお疲れ様でした!!!
建築業、建設業か~~~~~~。難しいな。何を難しいというかというと「プロジェクトマネジメント」という領域としての物事の考え方と、その取扱い範囲において、やはり建設・建造などの物理的な領域かつ、人の命に係わる領域において、リスク管理やプロジェクト完遂における「完成度」の考え方のシビアさが段違いになるからです。
①100まで仕事を持って行き、プロジェクトを完結させることができる人は少ないのか?
②実務者へのリスペクトを欠いた指示にどう折り合いをつければいいのか?
①は、「100をやりきる人」は間違いなく少ないという前提を置きますが、その判断も難しいですね。
何をもって100としますか?という話と、「絶対に譲れないポイントを押さえて全体としては当初計画からみれば85だが検収を勝ち取れる」時に、理想として100~105を目指すべきだが、折り合いをつけて85~90でゴールさせることは、プロジェクトマネジメント上問題か?というと、そうでもないよねって話が混在するからです。往々にしてプロマネの仕事は100を絶対に死守することよりも、100にたる要素を理解して着地させることであり、優先するコトが品質なのか、コストなのか、納期なのかはまさにQCDの三すくみ問題であり、難しい状況の中で「着地」させることこそがプロマネの手腕でもあると考えるからです。
ただ、上記は先に述べたようにHWや人の命が変わる領域であればよりシビアな領域なので、状況や判断によるというのは正直なところです。
②は、少し①と関連する部分がありますが、実務者として許しがたい指示というのは確かにある、また「現場をわかってない!」という話や、上長自身の能力値がそもそも足りていない…という可能性はあるのですが、「一定の水準まで進めたら、あとは他の人に丸投げ」という表現を見た印象値からすると、典型的な視点の違いが発生している可能性があります。
上長自体が配下に「そう」感じさせている以上、マネジメントとして課題があることは前提としても、上長側の「成果」は案件をより多く取る、回す方向なのでしょう。その時にある程度、メンバーが自走できる部分までは入って、その後は任す…というフロー自体は「そういうもの」という印象があります。本当に丸投げなのか、マネの振舞いや業務の範疇なのかは私からは判断できないですが、上長の仕事と実務業務の差分に目を向けるのがいいかもしれません。
これらを踏まえて私からの提案ですが、ご自身の仕事にプライドを持ち、自分なりにも納得がいくクオリティを求めていく姿勢は素晴らしいですし重要ですが、自分の立場からの目線に寄っている可能性があります。
また「前職でも同じような状況で業務が集中してしまい」ということなので、「自分なりの基準値」の持ち方や考え方、上司陣とのギャップが発生する構造を繰り返しているとも言えます。実務にたいする矜持と実行力は、あなたの強みであると同時に弱みになっている可能性を考えるタイミングかもしれません。
年次がわからないのですが、今後シニアになっていく階段として「実務・現場をしっかりまわしていくこと」だけでなく、その案件が組織・会社全体でどんなポジションにあり、自身が複数プロジェクトを回す際には、どうリソースを分配するのが適切か?という形で、少し俯瞰で見てみると、①②も違う見え方があるかも、と感じました。
頑張って~!