中脘はひとつ上に上脘ですが下脘はあいだに建里を挟んでおり建里は横に関のツボが並びます。 また胸部のツボはよく膻中が中央とされていますが、玉堂は霊墟を中心にして、紫宮は神蔵、膻中は神封が並んでいます。 下腹部においては気海が他のツボとは違い左右上下と独立しています。 このようなツボの名称と位置についてどのようにお考えでしょうか？

今の教科書は滑寿が著した『十四経発揮』にもとづいたもののようです。元代の1341年頃のようですから、『内経』よりかなり後ですよね？ 経穴数も内経より多いです。他の書物では経穴名や場所が違ってたりとかします。いろんな流派が口伝秘伝として名前や位置を決めたんじゃないでしょうか。 名前に関しては経穴の位置や効能によって覚えやすいように名付けたんだと思いますし、数も増減させたんでしょう。日本の江戸時代には日本風の名前をつけたりしてますよね。 現代の奇穴集をみると、どんどん経穴が増えてるようです😅 まあようするに使いやすいように、覚えやすいように適当に屁理屈もってきて名付けたんだと思います。 教科書の発想から離れましょう、ということで。