恐れ入ります。
1人AIHにて出産。
2人目治療で1度目の採卵で3AAの凍結胚が移植時シュリンク→化学流産
2度目は採れず、3度目の採卵で4BA,3BA,3ABが採れ、4BAは移植時に5BAとなり化学流産、今回3BAがまたもや移植時シュリンクです。
全てAHAありです。シュリンクは妊娠率が下がると言うのを聞いたので下がるんですよね?と聞くとそんなことは無いと言われました。
収縮と拡張を繰り返すそうですが、そもそも移植時にシュリンクってそんなになるものなんでしょうか?培養士さんの腕も関係しますか?
2/3でシュリンクなので正直うんざりです。

胚培養士ぶらす室長@不妊治療さん
シュリンク=収縮と同義としてお話します。
過去にも同様の回答を多数しておりますのでツリー、noteの記事をご参照下さい。
まず、融解後の胚盤胞が収縮している事はありますが、70〜90%の胚盤胞は移植時には回復しています。
一般的に、回復せず収縮(シュリンク)している胚を移植すると妊娠率が低下します。
これは、胚盤胞の生存性や回復を確認して移植できていないからです。
ただし、融解〜移植までの回復培養時間をどの程度設定しているかどうかにもよって話が変わってきます。
融解して1時間以内に移植しているという事であれば、回復していない胚の割合はもっと増えると思います。
全ての胚盤胞の回復時間を短くして移植した場合は、そこまで回復しているかどうかは、妊娠率に影響しない事が考えられます。
もし、回復培養時間を3時間以上取っているにも関わらず、移植時に収縮(シュリンク)した胚盤胞が多いのだとすると、それは凍結融解技術に問題がある事が考えられます。
以上です。
tipsでのご質問、誠にありがとうございました。
ご参考になれば嬉しいです。