10月10日

質問者さん

M1です。大学院に入ってから、「問題意識をもつように」とか「あなたの問いは何?」と繰り返しあちこちで言われるようになりました。わたしは、おそらく与えられた課題をこれまでに解くことに一生けん命だったのだと思います。卒論も、当時の研究室の方針はテーマを教授から与えてもらい、それについて研究していくスタイルだったので、当時は今のこういう課題に対して向き合う必要性がなかったのだと思います。 Tamさんは、どのように問題意識とか、自分の興味関心を深めていっていますか?

10月11日

Tam

Tamさん

いい質問なのでブログ記事で長文回答したいところなのですが、学期も始まってなかなかそんな余裕もないので短めの回答お許しください。 私はもう自分の中に確固たる問題意識と興味関心が根付いているので(わかりやすい例が基盤Bの科研費でやってる第二言語学習者の文法知識に関する一連の研究です)、私の昔の話をします。 ブログのどっかに書いた記憶もあるんですが、私も最初は、漠然としたところからスタートしてました。日本の英語教育はうまくいってない!みたいなね。まあそれで色々論文を読んでいくうちに、論文でやってることとかその成果の応用のされ方に疑問が湧いてきたって感じです。それが修士論文になりました。その時はTwitterで今よりももっと、自論を展開する人、それについてTwitter上で議論する人、ブログ記事、などなどが活発で、私もそういうのを見たり、自分が参加したりする中で考え方が身についていったと思います。 それでも、教員時代を挟んで博士後期に行ったら全くゼロからのスタートみたいな感覚で、周りの人たちが息を吐くように研究テーマを思いついてるのに自分は何も出てこない焦りはずっとありました。でも、やっぱり大事なのはそういう人たちと議論することだと思うんですよね。私はそんな感じで息を吐くように研究テーマの出てくる人たちと毎日四六時中研究について議論する環境にいたので、自然と彼らから、問題意識の持ち方とか、問いの立て方を学んでいったと思います。 どういう環境で研究されているのかわかりませんが、人数の多いゼミで、先輩達の議論を間近で見聞きする機会があまりないのなら、最もそのソースとなり得るのは先生でしょう。それこそ、「問題意識を持つように」と伝えてくれている先生(先生ではない人から言われていたとしたらその人)は問題意識持って研究していて、問いの明確な論文を書いてるはずなので、その思考のプロセスを聞くのにうってつけなんじゃないでしょうか。 直接聞けなくても、論文のストーリーにそういうのが滲み出るんじゃないかなと個人的には思いますし、私はそういうストーリーが読者に伝わるような論文を書かなくてはいけないなと常に思っています(できてるかどうかは別ですが)。 あとは、問題意識とか問いっていうのが自分の中からゼロから生み出されるものではないという気持ちでいたほうがいいかもしれません。研究というのは他の研究との関連がとても重要なので、たくさん論文や書籍を読んで、自分の興味ある分野の研究者たちは何を目指していてなぜそういう研究をしているのか、みたいな見取り図が出来上がってくると、そういう人たちとの共有の問題意識の元で研究を考えやすくなっていくのではないかなと思います。 これは私の個人的な感覚みたいなものですが、研究のセンスがあるなと人は、ロジックに対する嗅覚が鋭い人かなと思いますね。論文で展開されるアーギュメントの飛躍とか矛盾とかを指摘できる人というか。そういう人が、問いを持ってないとか問題意識がないとかってことはないような気がして(もしそうならその自覚がないだけだと思います)。 あれ、書いてたらまあまあ長くなってしまいましたね。 質問者様の問題意識や問いが見つかりますように。研究頑張ってください。また質問お待ちしています。

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関西のソルジャーとガンバ大阪サポーターの掛け持ち。

長い回答は私の個人ブログにて。過去の長文回答記事はこちらから。 https://tam07pb915.wordpress.com/category/querie-me/ 質問される際は「院生です」とかそういう簡単な自己紹介書いていただけると,回答がしやすくなります。

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Tamさんが

「いいね」した質問

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3時間前

先生のブログをかれこれ10年以上愛読しています。すくなくとも私は、ありとあらゆる場面で助かっており、最近先生がかかれている若手研究者(もしくは学生)の質問にこたえる記事も、いつも楽しく読み、勉強しています。また先生のブログ記事のなかにある、ある意味で努力(と言えばいいのかわからないが)すればなんとかなるんだということ、言語化されていない点を明快に言語化しておられるところなどとてもいい意味で私に刺さります。たぶん、ひと昔前の大学教員の多くは、研究指導を明示的にされるタイプの方は非常にまれだったのかなと思います。レポートの書き方、問いの立て方、論文の書き方、あらゆるすべてのことについて、学生自身が考えることが強く推し進められ、それができないならば研究は続けられないね、となっていたというのが体感です。でも、本当の研究者養成や研究を指導するということ、授業について省察するということは、まさに先生がブログでやられていることであろうと思います。またどこかでお会いしたときに直接(ひっそりと)お礼を伝えます。どれぐらい「愛読」している人がいるかはわかりませんが、きっと悩んでいる多くの人を助けていることは間違いありません。ひとことでは伝えきることは難しいですが、「ありがとうございます。これからも楽しみにしています」というのが言いたかったことです。

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03月09日

4月から大学院に行く大学4年生です。論文や研究に関連する本を読み、内容を理解する際に、毎回自分でレジュメのようなものを作らないと内容が頭に入ってきません。普通、小説とか新書を読む際は、メモもとらず時々線を引くくらいで、(趣味なので)レジュメは作らないですし、そうする必要を感じずとも内容を理解できます。しかし、論文や研究に関する文献になると、白紙にメモをとったり、重要なところをワードにメモしたりしないと読めません。理解を重視するのであれば、時間をかけてもよいかなと思う反面、修士では最低1日に1本は論文を読みたいと思っていいるのですが、今のやり方を続けていると時間が足りなくなってしまうと思っています。このままのやり方を続けていいものか、悩んでいます。研究者の方はどうやって高い理解度を保ったまま、多くの論文や文献を読んでおられるのですか?

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02月27日

先生のブログをいつも楽しみにしています。これまでの学生生活では教わらなかったことが見事に言語化されていて、非常に勉強させていただいています。また、いち研究者がどういう風に研究をやっているか、どう進めているかということが垣間見れて、非常に面白いです。 ブログを書くことで得られる収益というのはおそらくないのかもしれませんし、ある意味では先生の貴重な時間を大きく使ってしまっているのかもしれません。しかし、私のように先生のブログがなければ生きていかれないとは言わないまでも、ここまで研究を続けてくることはできなかっただろうと思っています。質問ではありませんが、日ごろからの感謝を強くここにお伝えしたく、メッセージを送ります。

Tamさんが

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3時間前

先生のブログをかれこれ10年以上愛読しています。すくなくとも私は、ありとあらゆる場面で助かっており、最近先生がかかれている若手研究者(もしくは学生)の質問にこたえる記事も、いつも楽しく読み、勉強しています。また先生のブログ記事のなかにある、ある意味で努力(と言えばいいのかわからないが)すればなんとかなるんだということ、言語化されていない点を明快に言語化しておられるところなどとてもいい意味で私に刺さります。たぶん、ひと昔前の大学教員の多くは、研究指導を明示的にされるタイプの方は非常にまれだったのかなと思います。レポートの書き方、問いの立て方、論文の書き方、あらゆるすべてのことについて、学生自身が考えることが強く推し進められ、それができないならば研究は続けられないね、となっていたというのが体感です。でも、本当の研究者養成や研究を指導するということ、授業について省察するということは、まさに先生がブログでやられていることであろうと思います。またどこかでお会いしたときに直接(ひっそりと)お礼を伝えます。どれぐらい「愛読」している人がいるかはわかりませんが、きっと悩んでいる多くの人を助けていることは間違いありません。ひとことでは伝えきることは難しいですが、「ありがとうございます。これからも楽しみにしています」というのが言いたかったことです。

10月25日

一貫性博士課程の学生です。一応、入試をパスして博士課程に進学できたのですが、研究計画を立案して、文書としてまとめるというフェーズがとてつもなく苦手です。研究自体は好きですが、それを論文にする前に見通して計画を立てるということが得意ではなく、課程の他の授業でプロジェクトを立案して何かするという授業では、いつも〆切間際になってやっつけで乗り越えるということを繰り返しています。指導教員との関係性は悪くないですが、この点については「センス」といったような言葉で返されてしまうので困っています。たしかにセンスなのかもしれませんが... どうすれば現状を打破できるか、Tam先生のお考えを聞かせていただけたら嬉しいです。

10月11日

M1です。大学院に入ってから、「問題意識をもつように」とか「あなたの問いは何?」と繰り返しあちこちで言われるようになりました。わたしは、おそらく与えられた課題をこれまでに解くことに一生けん命だったのだと思います。卒論も、当時の研究室の方針はテーマを教授から与えてもらい、それについて研究していくスタイルだったので、当時は今のこういう課題に対して向き合う必要性がなかったのだと思います。 Tamさんは、どのように問題意識とか、自分の興味関心を深めていっていますか?

Tamさんの

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2023年02月16日

論文は書き上がったら投稿する前に誰かに目通しを依頼されますか?その場合、研究手法や分野が同じ研究者に依頼されますか?(アイデアが盗用されることを心配したことはありませんか?)

2023年01月25日

GLMMを勉強中の院生です。約1年前のメソ研で配布いただいたPDFにはいつもお世話になっています。自分も餃子好きです🥟 最近、0、1、2の部分点のあるテストデータについて分析する機会があったのですが「非負の値だけどポアソン回帰じゃないし、部分点の1点は0点にする採点方法と2点にする採点方法の2つを2値のロジスティック回帰で分析するか」と2つのモデルを作成しました。ただ、この分析だとデータの情報が削られてしまうように思い、ランダム効果を削ってGLMの順序ロジスティック回帰を使うことも検討しています。 今後詳しく調べてみようと思っているのですが、おすすめの調べ方などはありますでしょうか?ChatGPTに聞いてみたらlme4パッケージでfamily = ordinalと回答されたのですが、familyのヘルプには見当たらず、AI不信になってしまったので質問させていただきました。

2022年09月28日

ブログタイトルはなぜ「0.2」なのですか?