ぱぴこさん、おつかれさまです。若者との距離に悩みつつ、おすすめの本で勉強中です。おそらくもう老害ゾーンにいます。(笑)
自己評価爆高な一般職女子に疲弊しています。ぱぴこさんでしたらどのようにフォローするか、ぜひ伺いたく質問させていただきました。
彼女は自認「私、仕事得意で優秀です」で総合職への転向を目指すアラサー女子。言われたことはサクッとこなすので一般職としては確かに優秀です。
ただ、総合職適正を見るために企画系の仕事を任せると一気にトーンダウン。指示待ちで、マルチタスク苦手で、人にやってもらうためにまずは自分で手を動かし、足を運ぶという泥臭い調整業務ができない…
締切後に「間に合いませんでした」と言ってきたり、次工程にしわ寄せが行くことを承知で雑に仕上げたり、誰かがフォローする前提のムーブ…
しかもワークライフバランス重視派で「会社を出たら仕事のことを考えたくない」スタンス…
それでも本人は自信満々で、総合職転向も「もっとやりがいのある仕事が私に相応しいし、上手くやれると思う」とのこと。
ソノジシンハドコカラ…
おぢたちに褒められて育ったから?Z世代だから?
私は「女性」を理由にフォロー役を担うことになり、仕事のしわ寄せを喰らいつつ、白目むきながらヨチヨチ褒めて伸ばす対応をしています。
一般職の方々がいなければ絶対に仕事は回らないのでリスペクトしています。ただ、職種転向となると手放しで歓迎できず、マインド転換の難しさを感じています。

ぱぴこさん
あ~…たまにいらっしゃいますね。
私はですね、たぶん結構その辺武闘派で、1on1で普通に言います。彼女の現行の能力値と、総合職に求めらる能力値に関して指差し確認で「ここを埋めないと少なくとも転換は無理。総合職転換を本気でしたいなら、このギャップを超えましょう。そのためにはこの業務はこの目的で、こういったことが求められます」って説明しますね。
私が見たことがあるのはバックオフィス系の職種に配置された新卒の子が「私は営業向いてます、バイトで売上No1だったのに。早く営業に戻してください」と言いまくっていて同期がブチ切れしていたこと(職種別採用だったからどうしてそうなったかはわからない)パターンと、派遣で評価されていた方が社員登用された後に「派遣の範囲」の感覚が抜けないが「優秀だった自認」が抜けなくて自己評価と他己評価が一致しないパターンです。
で、これはもう、単純に「わかっていない」って話なので、両者の違いを説明するしかないのですよね。で、冒頭に戻る。
そもそも「職種が違う」ということは「責任範囲も違う」ということで、一般職と総合職の仕事は違うものです。でも、なかなか自分の範囲しかしらないとわからないので、何を一般職から総合職において転換しないといけないのか?を解らせる必要があります。これは上下ではなく、「職種差」の話なので、まずは基本的な違いと、埋めねばならない能力差、期待値を解らせる必要があります。
>締切後に「間に合いませんでした」と言ってきたり、次工程にしわ寄せが行くことを承知で雑に仕上げたり、誰かがフォローする前提のムーブ…
>しかもワークライフバランス重視派で「会社を出たら仕事のことを考えたくない」スタンス…
このスタンスなら総合無理だよってサクっと言っちゃうのがいいかも?ですが(ある種、責任を制限されていることで可能な生活はあるので)が、ここまで相談者さんが担う?はちょっとわかんないというか…。
あと、会社的な目標とかもあって一般職削って総合職転換させろノルマとかあるなら、ある程度こう、なんか裏目標がある…?とか、ちょっとそういった背景にも関わると思います。
なので、フォロー役をまかしてきてる上長?とかに、そもそもの裏目標とか、やりたいことがあるのかなどの真意は確認したほうがいいかも。別にたいして期待もしてなくて「無理なら無理って判断したらいいよ」なのか「ちょっとでもいけそうなら伸ばして」なのかで手数全然変わるので!