ディサロのゴール凄かったですね。トーヤのタックルで足首やられなくて本当によかった…
ところで宮と浦上の加入後、特に浦上のことを評価されているようなツイートがありますが、2人の違いはどのようなところにあるんでしょうか?
あと宮のいいところも教えてください
加入前にDFで誰か補強候補挙げろって言われて宮って答えましたけど、
宮は左利きでサイズあって前からくるボールにある程度強いってところにほぼセールスポイントが集約されてますね。
利き足を変えたらスペック的には家泉に近い。
細かくいうと家泉は妙にボール欲しがるけど、宮はインタビューとか聞いててもあんまりボールを繋ぐことに興味なさそうで、ついこの前も「相手が前から来たらロングボール蹴ればいい」とか言ってましたけど、宮はとりあえずプレス耐性ないから前に蹴るのが仕事みたいになってますね。
そういうタイプのDFが2人並ぶとモダンフットボールではマイボールの時間とプレー機会がごっそり減るので難しい。
厳密には2人並ばなくても家泉1人いるだけでもきつい。
浦上はまずその点が優秀で、まず3バックだとCB中央の選手が一番ボールに触る機会多くなりますが、浦上はその時の状況判断が家泉とかと比べると明らかにいい。
たとえばゴンシ体制になって、ゴンシが勝った相手って甲府、徳島という全然前からプレスに来ないチームと、大宮っていう20分でめちゃくちゃばてるチームでしたけど、
甲府徳島みたいな相手なら、家泉とか宮みたいに前に蹴って自らボールを捨てる必要はない。浦上は相手を見て前に蹴るんじゃなくてconducciónでボールを運んで、まず敵陣に押し込んでからプレーするって判断ができる。
町田の黒ちゃんみたいなサッカーなら浦上だと厳しいけど、黒ちゃんが評価するのは家泉とかなんだろうけど、
コンサくんは船長があんなに顔真っ赤にして「ミシャさんを踏襲して札幌のサッカーは攻撃的な撃ち合いなんだ!😡」って言ってて、
このことを念頭におくと、基本的にはボールを手放すってのは攻撃権を手放すのにほぼ等しい。
それこそレッドブルみたいな、手放した後すぐ回収できるフィジカルとメンタルと戦術があれば別だけど、コンサくんのスカッドはレッドブルみたいなサッカーなんか到底できないおじ軍団なので。
まず家泉、宮、トウヤ、他(タクマとか)が中心だと、簡単にボールを捨てすぎだからアウト。
大ちゃんも、他の監督も「バックパスが多すぎる!😡」とか、「シンプルに放り込め!😡」みたいな感じで超掲示板の有識者に怒られてたけど、
コンサくんでまずそういうボール捨てるサッカーは選手揃ってないし無理だと思う。
だからDFの中でプレス耐性があってボールを大切にする浦上と西野を評価してますし、この2人がいないと試合にならないですね。
開幕時、大ちゃんに大﨑監督もそういう浦上の役割を期待されてたと思うけど、大﨑監督は全てが遅いのがネック。
(大﨑監督が出てると全部の手数が増える)
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もう一つ大事なのは、ビエルサが監督の仕事の定義として
1)戦術の枠組みを決める
2)選手を選ぶ
3)チームの感情をコントロールする
って言ってたけど、「戦術の枠組み」っていうのが国とかカルチャーによっておそらく違う。
例えばイタリア人監督が「戦術なんて決定的じゃなくて最低限の影響力しかなくて最後は個人の力なんだ」っていうのと、野々村芳和🤓氏が同じことをいうのは意味合いが違ってくる。
イタリア人の考える「最低限の戦術」と、🤓氏の考える最低限の意味合いが違うから。
日本だとよく見るのは、森保ジャパンとか典型だと思いますけど、特に守備において、
・どうやってボールをどこでどういうシチュエーションで奪うか?
・そのシチュエーションにもっていくためにどうやって誘導するか?
ってのを最後は選手が決めてるパターンが多いっぽい。
森保ジャパンは鎌田とか遠藤ワタが中心になってアイディアを出して、ドイツ戦の直前に方針決めて、それでカタールでドイツとスペインに勝ったっていうけど、
(鎌田がELでスペインのチームと対戦した時のフランクフルトのやり方を提案したとか)
コンサくんも、見た感じそういう要素は幾分かあるなと思ってて、
大ちゃんは途中からプレスのやり方変えたりして、そこは大ちゃん主導なんだろうけど、最後までゴールを守るのはチンカスだったじゃないすか。
んで、ゴンシはまだよく見えないところはあるけど、
浦上が来て、浦上が高嶺にいつかの試合だかに「俺がFWにターンさせないようにするからプレスバックしてくれ」って言ったらしいけど、
これなんかまさに選手で決めてるに近いと思いました。どこで奪う、そのためにどうする、っていうのを属人的にやってる。実際試合でもそうでした。
別にこれ自体はいいとして、問題は、だとすると、監督があまりイニシアチブとらないなら選手でこれくらい突っ込んで話をしてくれる、かつ話をまとめてくれる、落とし所を見つけてくれる、うまくいかないなら改善策を考えてくれる…みたいな、実質半分コーチみたいなことまでおせっかいしてくれる選手が絶対必要なんすよね。
見た感じ家泉とか宮はそこまで気が利かなくて、浦上にしか現状できないかなと見てまして。
大ちゃんが浦上を「声を出せる選手」って言ってたのは、このレベルまでを指すかはわかりませんが。
浦上の「俺がFWにターンさせないようにするからプレスバックしてくれ」ってのは良くも悪くも彼の特徴を示してますよね。
個人能力はJ2レベルでも全然大したことないので、浦上1人で対応するとサクッと抜かれたり入れ替わられたりするので、浦上1人で対応しなくてもいいように数的優位作ってくれと。
監督によっては、CBにそういう2人以上で対応とかじゃなくて、多少ミスあっても1人で対応できる選手を好むとかはあると思いますよ。
その方が高嶺も楽だし。
浦上は全体的にディレイは多いですね。
↓とか典型かと思います。
https://x.com/J_League/status/1938855356311941509