看護師です。
少し前になりますがエキナスの連載、患者をみる技術の中で、以下の内容を読み、そのことについて考えていました。
「自分を大切にすることは一番大事。・・・自分が大切にしていることがあれば、そのために働きましょう。自分にとって大事であればあるほど、相対的に患者さんや上司のことはどうでもよくなります」
今の私にとって、先輩や師長からどう評価されるか、認めてもらえるかはすごく大事なことです。それは自分が客観的にどう見られているかを示す一つの判断基準でもあります。それなしに自分を認めることはできないという感覚です。
そして日々行っている仕事が患者さんのためになっているのか?というのも、私にとって大事なことです。なのでいつも考え込んでしまいます。
この仕事は今の自分にとって一番大事なことなので、それがかえって辛さを生み出しているのかもしれません。割り切りも苦手なのだと思います。これは自分を大事にしていることになっているのだろうかとわからなくなりました。
何か考えるためのヒントを頂けましたら幸いです。

國松淳和さん
お便りいただきありがとうございました。これを読んで、いやいや自分が大事ですよ! という風合いで回答しようとしたんですが、よく考えたら、「どう評価されるか、認めてもらえるかはすごく大事なこと」というのは1つの価値観であり、尊重すべきものなのかなと思い直しました。ただ、「評価」「どう思われるか」「認められるか」といったことは、同じことをしていても場所/組織/環境などによって質も量も大きく変わると思います。なんというか、所詮いまの職場での先輩や上司にすぎないので場所が変われば違う評価になるんじゃないでしょうか。そうするとできるだけ普遍的なものを自分が身につけることが大事ですよね。そうすると、意識するのは自分の技術向上であって、周囲の評価などという相対的なものにとらわれるのは微妙だなと思うわけです。自分で自分のことがわかるか、ということはここでは扱わないのでこれ以上深めませんが。よく言われることだと思いますが、総じて真面目すぎると拝察しました。気を悪くされないでください。性質はそれでいいのですが、量的にはほどほどにしないと消耗してしまってやりたいことができませんよ? 目指す自分があるならば、自分のコンディショニングは大事で、やっぱり最優先だと思うのです。疲れていたら、身体に合わせてお過ごしください。周囲の言説や、世間の規範に合わせず、身体の様子に合わせてお過ごしください。