いつも先生の書籍で勉強させていただいております。研修医13年目です。
先生は漫画を読みますか?
芥見下々先生の呪術廻戦での、東堂のセリフが医者の成長にも合い通じると思って臨床をしていました。
『 “目”より先に“手”が肥えることはない。
善し悪しを見抜く“目”を養わねば
作品を生み出す“手”の成長は望めない。』
表現者の間でよく使われる文句
これはあらゆるジャンルに共通し、
“目”のよい者の上達速度は
そうでない者のそれを遥かに凌駕する。
この目を、先生の連載小説33話でまさに言語化されており感動しました。
この目が他の医師になかなか伝わらないので、ワタクシは誰にも伝えることができずに(多分、変人扱いされかねない笑)いたのです。この目をワタクシも大事に臨床を頑張っていこうと思います。
國松淳和さん
ありがとうございます。
呪術廻戦という漫画ですか? すみません、読んだことがありませんで、、
が! 私の連載を読んでくださり嬉しいです!
人に共有できない感覚というのはおそらくあって、それをフィクションでなら表現できるかも...というのが、連載の動機でありコアだったりしますので、そこを褒めていただいたように思えてなお嬉しいです。
臨床は、「カルテにかけないほどだが確かにある」という感覚を(密かに)発揮してやっていけるので、自分にとっては楽しいです。
カルテや論文などの外、つまり言語化や文章化されてない部分がまだまだありますよね。
(数少ない)臨床の知己に出会えた気がして、励みになりました。
お便りありがとうございました。