#ポートフォリオ考
どうもこんにちは、ポートフォリオについて考え続ける苦行アドベントカレンダーの初日の投稿です。13日の金曜日というちょっと不吉で最もワクワク感のない非アドベントな日に始めるのがなんとも私らしいです。とにかく毎日ポートフォリオについて考えつつ自分自身を苦しめていこうと思います。
始まりにはうってつけの「ハマったきっかけは?」というご質問をなんと4か月も放置していたので元気にお答えします!(申し訳ないときは元気で乗り切る)。特にエモいストーリーを持ってはいないんですが、しいて言うなら5年前くらいから変わった、自分の役割の変化から徐々に、といったところでしょうか。
先日のnormalizeFM(
https://normalize.fm/074/)でもお話した通り、私は新卒から今のウェブスタッフ社に入っており、長らく法人側に向き合いながら採用支援をしつつ、自社では事業戦略や組織運営、新規事業開発などなど、多岐にわたって管理・執行をしていました。いろんなことが重なり約5年前くらいにトム史上最も暗い時期を向かえ、関わっていた皆さんに無茶苦茶な迷惑をかけつつ少しお休みした後、変えた役割が個人のキャリア支援でした。10年以上この仕事に従事していながらほぼ関わってこなかった領域です。
必然的に、色んなスキルや経験を持つクリエイターの皆さんとの接点が増えるわけですが、そんな皆さんが並々ならぬ想いをもって、悩み、苦しみ、作られているのが「ポートフォリオ」でした。これまではスキル証明をする箱のような、ただ機能としか認知していなかったその存在が、目の前にたしかに存在する、様々な苦労や苦悩を抱えながらも、未来に挑戦せんとする1人のクリエイターの魂と掛け合わさった瞬間、とても尊いものとしての認知に変わったのだと思います。
30代後半の私なりの大きな変化に対応しつつ、2年ほど経過した時に書いたのが、「未経験から転職を成功させた!駆け出しデザイナーのめっちゃいいポートフォリオまとめ10選(
https://note.com/tomonoriishikawa/n/nd57b10f8f179)」です。お陰様でそれなりの反響をいただきましたが、まさにこの記事に載っている駆け出しクリエイターズの皆さんと会話していた日々が私を「ポートフォリオ」にドハマりさせたのだと、今、振り返るとそう思います。
「諦める」という選択肢と常に隣り合わせながらも、並々ならぬ覚悟がポートフォリオという存在に顕現する、そんな瞬間に触れ続けていたからなのかな、と。ということで、これからもポートフォリオという存在には、やっぱり最大の関心と敬意をもって接し続けていきたいし、それを生み出すクリエイターには、変わらぬ尊敬の念を抱き続けていたいと思ったのでした。
これにてアドベントカレンダー初日の投稿はおしまいです。続けられる気が全くしませんが、がんばります。