質問者ではありませんが、普通に気になった点をコメントします。
一般論として、上司と本人の能力によって4つに分類する整理自体は理解できます。
ただ、今回のケースに限って言えば、質問文に書かれている情報を見る限り、「当該上司が優秀である」というA・Cの可能性はかなり低いのではないでしょうか。
もちろん、相談文が質問者側の一方的な説明である以上、一定程度疑って読む必要があることは理解できます。
ただ、今回の回答は、質問者の認識に留保を置いているというより、上司側に不利な情報は「主観的な悪口」として大きく割り引き、質問者側に不利な情報はかなり強く推定しているように見えました。
そのため、公平に両面を見ているというより、最初から質問者を「仕事ができない側」に置くための読み方をしている印象を受けます。
この点は、回答としてかなり悪印象でした。
少なくとも、仕事ができる人は以下のような行動を継続的には取らないと思います。
(1) 周囲との確認もなく、独断で進めて失敗し、修正に追われている
(2) 感情をコントロールできず、部下と喧嘩する
(3) 先輩や上司からの指摘にも反発し、改善しない
もちろん、これらの記述に質問者の主観が混じっている点は同意します。
たとえば「感情をコントロールできない」「反発している」「改善しない」といった表現には、質問者側の評価も含まれていると思います。
一方で、「失敗して修正に追われている」「部下と喧嘩している」「上位者から指摘されている」といった部分は、客観的に確認可能な事実を含んでいます。
そのため、質問文のほとんどを「主観的な悪口」と切り捨てるのは、少し乱暴ではないでしょうか。
質問者自身にも改善すべき点がある可能性はありますし、質問文だけで全体像を断定できないのはその通りです。
また、質問者自身が仕事能力を高めるべきだという結論自体にも異論はありません。
ただ、それと「当該上司が優秀である可能性を高く見ること」は別の話だと思います。
今回の記述を前提にする限り、「上司は優秀だが質問者が仕事ができないだけ」というCパターンを有力視するのは、かなり無理があるように感じました。

ネルさん
これは面白い着眼点ですね。
せっかくなので、私の回答時の思考について説明します。割とちゃんと考えて回答していますよ、という話です。
1 初期案
2 再考
3 課題の確認
4 情報の整理
5 補足
1 初期案
まず、流し読みして最初に書こうとした回答は、「上司が無能なときは、勝手に仕事を進めればいいんじゃないでしょうか。2つ上の上司と話せる関係のようですし、それで解決すると思います。」という趣旨のものでした。この時点では、上司に問題があることは疑っていませんし、質問者の仕事能力に対する評価もニュートラルです。
ただ、投稿する前にもう少しだけ考えてみると、これで解決できるなら、すでに解決されているはずではないか?と思えました。この時点で、質問者が優秀でないから、勝手に仕事を進めるという手段をとれないのではないか?という疑念を持ちはじめていますが、会社の文化によって制約を受けている可能性もあるので、そこまで強い疑念ではありませんでした。
冷静になって質問文を読み直すと、質問文には、仕事の内容が全然記載されていないんですよね。職種や規模も書かれていませんし、年齢層も分かりません。チームで仕事をするのはよくありますが、ペアで仕事をするというのは珍しいです。この時点で、ごく一般的な仕事じゃなさそうだなと思っています。
そのため、「やや特殊な仕事をされているようなので、回答が難しいです。もう少し仕事内容について教えていただけますか? 一般論としては、1つ上の上司が無能なときは、2つ上の上司と一緒に仕事をするのが良いです。」といった回答案になりました。質問者の仕事能力をやや疑っていますが、根拠もないので、回答文ではニュートラルな表現にしています。
2 再考
1の案では味気ないような気がしたので、改めて回答を考えました。考えるときは質問文の読み直しからやるのですが、やっぱり仕事内容が分からないんですよね。質問文の冒頭に「サービス業の営業3年目です」といった一文が書いてあるだけでも、かなり回答しやすくなるのに、と感じていました。この時点で、質問が悪いなと思いはじめています。
それと同時に、「そもそも、何を質問されているんだっけ?」と思いはじめました。質問文を確認すると、
・問題のある人物と仕事をするときの正しい立ち回り方を教えてほしい
・問題のある上司とどう付き合っていくのが良いか
・2つ上の上司から「もっとうまくやってくれよ」と思われていることを懸念している(ので、どう対策すべきか)
あたりが、直接的な質問になります。
3 課題の確認
さて、前回の回答にも書きましたが、私の経験上、仕事のできる人は「正しい○○を教えてほしい」という質問をしないんですよね。
2の再考を経て、質問者の仕事能力に対する疑念が、それなりに確からしいものになりました。質問者側に問題があるのではないか?というバイアスをかけて質問文を読み直すと、上司に対する情報の真偽も、疑わしくなってきました。
色々な人とトラブルを起こしまくっている
→ さすがに表現が雑すぎる。
独断で進めて失敗する
→ 上司が、2つ上の上司に何を相談していたかは、質問者には分からないはず。独断で仕事をしたというのは、質問者の思い込みではないか。
感情をコントロールできない、部下と喧嘩した
→ これは主観だし、部下側の問題も大きい。上司と喧嘩をすべきではない。
上司の指摘に反発し、改善しない
→ 程度にもよるが、上司に反論をすること自体は問題ではない。
パワハラだと騒ぐ
→ 騒ぐとは? 上司が2つ上の上司をパワハラで糾弾するとして、それを部下に伝えるのだろうか?
このように考えていくと、上司についての記述は本当に正しいのか? 盛られていないか? 質問者が勝手にそう思っているだけではないか? といった疑念が生じました。この段階で、私は、質問文中の上司に関する記述をあまり信用していません。
4 情報の整理
回答にあたって、今までの検討事項を整理しました。ここまでくると、前回の回答どおりになっていると思います。
・そもそも質問文が悪い(回答が頓珍漢かもしれないけど、私のせいにしないでね)
・私は質問者の仕事能力を疑っています(そもそも質問が悪いし、「正しい○○を教えてほしい」はNG)
・上司と質問者の仕事能力の組み合わせは、4パターンともあり得る
3点目について補足します。
私は質問者の仕事能力を相当程度疑っており、(文字ベースではあるものの)直接コミュニケーションをとっているので、この評価の正確性は高いと思っています。一方で、2つ上や3つ上の上司と話せる立場であるという情報から、もしかしたら社内では評価されているのかもしれないとも思っています。この場合、質問者は(社内では相対的に)優秀だということになりますが、職場のレベルが低い可能性が高くなるので、この点についても回答で言及しました。
また、本件の上司については、おそらく問題のある人物だとは予想しています。質問文に書かれている情報が真実なら、間違いなく問題です。ただし、質問文の信憑性が低いと思っているので、当該上司が優秀である可能性も、それなりにあると思っています。確率で表現するなら、質問者が優秀である可能性は5%もありませんが、上司が優秀である可能性は2~3割あると思っています。
そのため、4パターンともあり得ると書いたうえで、可能性が高いのはBかC(質問者の仕事能力が低いケース)だと回答しました。
こういう思考を経て、前回の回答になりました。
5 補足
前回の回答までの思考過程は以上のとおりです。ここからは、いただいたご質問への回答です。
>「当該上司が優秀である」というA・Cの可能性はかなり低いのではないでしょうか。
質問文の信憑性を低く見積もっているので、上司が優秀である可能性も30%程度はあると思っています。
>上司側に不利な情報は「主観的な悪口」として大きく割り引き、質問者側に不利な情報はかなり強く推定している
この認識は正しいです。質問者とは直接コミュニケーションをとっている一方で、上司の情報はすべて伝聞であるため、そうすべきだと思っています。
>公平に両面を見ているというより、最初から質問者を「仕事ができない側」に置くための読み方をしている
この認識も正しいです。ただし、最初からそうしたのではなく、上記1~3の思考を経て、そうするのが妥当だと判断しました。