中田さんこんにちは。
私は30代の既婚・子無しのOLです。
特に妊活をしているわけでも夫婦生活が破綻しているわけでもなく、2人で楽しく過ごしています。
この年になると、友人同士の会合に、子供を連れてくる人、旦那を積極的に連れてくる人がいませんか?
それをうまく回避したいというのが今日の相談です。
1対1でも、複数人でも、子供が参加すると「かわいいねー」「おいしいー?」と言った子供相手の時間が発生しますし、旦那を連れてこられた日には一体なにを話したらいいのか分からず、せっかく友人に会えて嬉しいはずの時間が消化不良になってしまいます。
お母さんになったばかりの友人が赤ちゃんを連れてくるのはまだわかります。それでも心のどこかでは(別日でもいいのに)、(おうちの方が楽ならそれでも良いよって言ったのに)、(旦那とお留守番してもらえばよくない?)と思ってしまいます。
友人と会っている時間は長くもないですし、こちらが子供や旦那に会いたい、とリクエストしたわけでもないですし。子供がいる、というだけで選べるお店も限られますよね。
私は友人と会って楽しくおしゃべりしたいのであって、誤解を恐れずに言うと、別に友人の家族に会いたいわけではないんです。
子供や旦那を連れて行きたいなら、子供同士が友人のパパママ会でやってよと思ってしまう自分がいます。
逆に、既婚子ありなのに1人で会ってくれる友人の好感度は今まで以上にぶち上がります。
可能であれば今後、子供や旦那の同伴はうまく断りたいです。いい方法や言い方はありますか…?
また、外で会う時はもちろん、我が家に友人を招待した際に「子供と旦那も連れて行きたい」のを匂わされたら一体なんと断れば良いんでしょうか。受け入れるしかなくないですか?
私が子無しだから理解できない感情なのでしょうか…もし彼女たちの気持ちがわかれば教えていただきたいです。(にしても頼んでもないのに旦那を連れてくるのは理解不能です笑)
周りを見渡すと、自分の結婚式に、招待客の子供と旦那まで招待している友人もいて、私の心がどうかしているんじゃないかと不安になります。
ぜひ中田さんのお考えやご助言をいただけますと幸いです。
よろしくお願い致します。

中田:‖さん
父親の立場の私よりも母親の立場の人に聞いた方が良いきはしますが、いわゆる女子会に夫・彼氏を混ぜたいという話はほぼ聞かないどころか入ってほしくないという話ばかり聞くので、多くの場合において夫や子供を連れてくるインセンティブは強くないものと想像されます。
ママ友たちに聞いてみると、女子会をしたいけれども子供を連れてくる動機は大別して3種類あるようです。
1. 一人で他人と会おうとすると夫が浮気を疑う
子連れで浮気はあまりないということで子連れなら許されるパターン。これは子供がいない場合でも「旦那を連れてくれば浮気を疑われない」ということで夫同伴になっている可能性はありますね。
2. 夫が子供の面倒を見るのを嫌がる
私の周りではほぼ聞きませんが、子供の面倒を見たくない人は子育てトークをしないでしょうからスクリーニングがかかっているだけでまだまだ存在するようです。夫が面倒を見てくれないのならばベビーシッターか親族に預ける、あるいは子供ごと連れてくるという選択肢になり、手配が面倒であれば子供ごと連れてくるという結論になるようです。
3. 夫に預けたくない
上記の2とは異なり、これは心理的抵抗が自分の側にあるケースです。夫に預けることもできなくはないけれども教育方針が異なる、たとえば子供には一切甘いものを食べないように気を付けているのに夫は平気でチョコレートを子供にあげようとするから嫌、とか、あるいはYoutubeじゃなくて知育教材で遊んでほしいのに夫はYoutubeを見せて自分はゲームをしようとするとか、要するに夫に預けることでこれまで自分が大切にしてきたものが崩れるから嫌というパターンです。このパターンはベビーシッターや親族に預けることも嫌がるという点で2とも異なります。子供が自分の視界からいない状態(換言すると自分のコントロール下にない状態)が不安かつ耐えられないからです。
どれであっても、もし夫や子供を連れてこられそうになったら「昔話とか夜の話とかしたいから、旦那さんが入れないような話をすると申し訳ないんよね、二人で話せる日あったりする?」とストレートに聞いてみるのは一法だと思いますよ。その理由によってカウンターオファーを提示できるからです。私とパパ友の間では普通に聞いて調整しています。
1なら「旦那さんに私から電話/LINEしておくよ」などの方法が取れますし、2や3なら仰るように相手の家にお邪魔させてもらうのも手でしょう。ただし相手の家であっても子供の面倒は結局自分で見ざるを得ない状態は2や3でもあまり変わらず、かつ家を掃除しなければならない手間は増えるので、やっぱり嫌がられる可能性については留意の必要があります。
とはいえ、ぶっちゃけ子供同伴であろうがなかろうが子供がいる限り調整が面倒なのは否めず、私自身パパ友/ママ友とは多くても半年に一度くらいしか会えていません。子供ができた家庭とは疎遠になりがちなのだ、と期待値自体を低めに見積もった方が良いとも思います。対策がより容易であろうのはその「子供がいないのに旦那を連れてくる」方でしょうね。上記のようにみたいにオファーするのも一法ですし、あるいは「旦那さんがいると話せる話題が変わっちゃうから、旦那さんとはまた次回にして今回は2人で会わない?」のような折衷案も検討できると思います。
なお、「結婚式に家族を連れてくるか/家族も招待するか」は招待者/招待客ともに方針の差が出るところです。我々夫婦の場合は本人にのみ来てほしかったため、お子さんがいる招待客にはベビーシッターサービスを提供しました。でも(新論新婦と波面資金がない)家族が参席している場合もあるので、場合によりけりなのでしょうね。